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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 111

…エロとラヴを交えた夜が開け…。

「おはよ…ん〜大変そう…だな?」
水嶋流が、ヨタヨタと登校する光樹の肩を叩く。光樹と未来との事情を知っているのは、ごく親しいクラスメイトのみ、流も含まれていた。光樹にどう接したら良い物かと複雑な表情だ。
「大丈夫…!かな?」
昨晩さんざん絞り取られた光樹は、やつれた笑顔で応じた。
「影汰も…大変そうだな…」
…ぷに…あうぅ…むに…はうぅ…誰かと顔を合わす度、偽者ではないかと(冗談半分に)頬をつねられていた。
「話を逸らすな、俺の目を見ろ。」


流のまなざしは真剣味を帯びていた。
「…最近お前、トラブル続きだし。仕方ないとは言え刀機さんに未来ちゃんに…影…あ、いや?色々辛いの無理してるみたいにしか見えないんだ…。」
…そんなに俺は情けない奴なのか?ん〜…しっかりしろ桜川光樹!…
「…負けられないんだ…!」
新たに闘志を燃やす光樹。流は安堵の笑みを浮かべる。
「てゆーか今ちらっと僕の恋愛対象に…影汰含めようとしてなかった?そりゃ確かに萌え…。」
「…鬼畜…。」
そんなこんなで教室に着いたふたり。


「「おはよー」」
「おっす妄想番長に水嶋。なぁなぁコレ見ろよ!」
そう言って大地は二人に雑誌を見せる。そこには…

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