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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 108


「何で刀機さんが」クラス全員が注目する中影汰だけは「それは刀機さんじゃない」と叫んでいた。「その刀機さんじゃ何か妄想出来ない」と意味不明な理由だかクラスの全員が一斉に偽刀機を囲んだ。

「ん〜…でもこの感触は確かに刀機さん…」
…光樹は影汰を振り返る…しかしそこにあったのは、脱ぎ捨てられた制服…そして開け放たれた窓…。
「…やられた…」
トリックはこうだ。
1:混乱に紛れ、たまたま近くにいた刀機に影汰の(顔のみ)変装を施し囮に使う。
2:刀機だとバレた場合もっともらしい発言で誤魔化し時間稼ぎ。
3:窓から脱出。

…細かく指摘すれば(服の有無とか影汰が三人とか)穴だらけだが、ちょっとした油断を突いた見事な機転だ…ぷにぷに…。
「そろそろ勘弁してくれんか光樹?」

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