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転校生
官能リレー小説 - 学園物

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転校生 9

「ええっ」

 服の上からでもわかるナイスバディな宮田先生。
 一緒に入ってみたいという僕、
 それはまずいのでは、と思う僕、
 まだ「冗談よ」とか言われるのでは、と思う僕、
 さっきセックスしたばかりとはいえ、そのあとの冴子さんとの会話とかキスとかで今でも硬いモノ。理性保てるのだろうか、と思う僕

 いろいろな僕が頭の中を交錯した。

「生徒会の話とかも、もっとしたいし」

 その、言い訳にもなる言葉に、僕は傾いた。

「はい、先生が、そうおっしゃるなら」
広い脱衣所で服を1枚ずつ脱ぐ宮田先生。
「どうしたの?あなたも脱ぎなさい。」
「は、はい。」
慌てて僕も服を全部脱いだ。
裸になった宮田先生の体がきれいすぎて目のやり場に困る。
「目が泳いでるよ。かわいい。」
(顔がすごく近いですよ。あとちょっとでキスができそうなくらい。)
フロのトビラを開けると誰もいなかった。

 本当に温泉のように大きな風呂だ。
 
 僕と宮田先生は軽くかけ湯して、宮田先生は髪をゴムで止めて、湯船に入った。

「女性とお風呂に入るのは、初めて?」
「はい…小さい頃は、母と入ることは、ありましたけど…」

 湯は、気温が暑いことに合わせてかそれほど熱くなく、長く入っていられそうだ。
「彼女はいるの?」

「え?いませんよ。」

「そう。でもすぐに彼女はできると思うわ。だって、ここはお嬢様学校だからね。」
「あのさ、私の体洗ってほしいな。」
「え!!で、でも。」
「年上の言うことは聞くものよ。」
(ほんと、先生にしておくにはもったいないくらいの美人だよな。)
 僕と宮田先生は湯船から出た。
 宮田先生は洗い場の椅子に鏡に向かって座り、無言で僕にタオルを渡した。

“これは、洗わないわけにはいかない…”

 僕は、ボディーソープを手に取って、タオルにつけて、両手で先生の背中をこすり始めた。
「痛かったりしませんか?」
「ううん、そんなことないよ」

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