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転校生
官能リレー小説 - 学園物

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転校生 6

僕は目を覚まして隣を見ると真理さんが寝ていた。
そして、時計を見ると、
「なんだ。そんなに時間はたってないな。」
誰かが部屋をノックする。
「あの、佐藤冴子です。挨拶に来ました。」
「あ、あの、アイドルの?帰ってきたのか?。」
僕は急いでTシャツと下着を身につけると、少しドアを開けて対応する。
真理さんには一方的に騎乗位でイカされただけで、フェラはされてないからしゃぶってる時のエロい顔は見れなかった。
それでも記念すべき初体験の相手の女性であることに変わりない。
「元気がいいんですね。体が弱いから、女の子の学校に来たって噂している子もいましたから」
「君こそ、この学校には芸能活動とスキャンダル防止のために?」
「上田くんこそ、そっち系じゃなくてよかった。スタイリストさんとかに結構多いの。オネエが」
彼女は芸能人だから顔はいいけど、スタイルは優子さんとどっちがいいだろうなんて事を考えていた。
しかし、彼女は僕のことを探ってくる割に自分のことは喋らない。事務所にそう教育されてそうだ。
僕はディープなファンでもないので、ほしなさえがグラビアをしてたかやスリーサイズについては分からない。
もし彼女ともエッチできるなら、振付がバッチリで派手な衣装が似合うよりもセクシーで抱き心地がいいかに期待したいと思う。
「あら?お帰りなさい。帰ってきてたのね。」
後ろを見ると真理さんが私服を着て僕の後ろに立っていた。
(制服もかわいいけど、真理さんの私服姿もかわいいし。なんかいいな。)
佐藤さんが真理さんに軽く一礼をすると真理さんが・・。
「せっかくだから二人で散歩でもしてきたら。」
ちょうど外の空気を吸いたかったし、食堂とかで話すと周囲で聞き耳を立てられそうだから、寮の建物を出て校舎の周りでも歩きながら話すものいいかもしれない。

「行こうか」
「ええ」
僕は短パンを履くと、佐藤さんと一緒に寮から出る。
「寮で暮らすって聞いたから、てっきり閉鎖的だと思った。それなのに、テレビに出てる人がいるなんて」
「全寮制じゃないし、体育会系の学校でもないからそんなに厳しくないからいいわ」
彼女の言うとおり、昔に比べたら寮生は全体の半数に留まるし、お嬢様学校だけあって新幹線で登校してる生徒もいるとの噂もある。
寮生だと学校への貢献度が高いと判断されて、赤点や補習の対象になりにくいそうだし、一緒に暮らしているから互いにフォローしやすくて有利だと転校する前に言われた。
団体生活だからいくつか規則はあるけど、あまりうるさくないし、建物も綺麗で掃除も部屋以外は生徒がしなくてよかったりと女子校らしい。
「佐藤さんには、こういうセキュリティがしっかりした所のほうが都合いいんじゃ…」
「確かにね。有名すぎても一時期的に忙しくって、数年で忘れ去られるのも嫌だし…長くやって行きたいからボロは出したくないの。今はすぐネットで拡散しちゃうから」
「それなのに、どうして僕と同室になってもいいって?」
「仕事柄、どうしても門限を過ぎちゃったりするから…生徒会に協力しておけば、あまり叩かれないかなって。それに…女子校に男子がいて、それが寮に入り込んでるなんて…誰も信じないって。迎えに来るマネージャーだって寮の前までしか来れない約束なの。学校との取り決めで」
「僕は都市伝説みたいなもんか…」

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