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転校生
官能リレー小説 - 学園物

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転校生 39

準備体操も、彼女達の水着での様々な動きが見れて案外楽しい。
「ねえ、上田くん」
「千尋さん」
「臨海学校って聞いてたけど、まるでレジャーね。みんな水着も派手で…」
「千尋さんもセクシーですよ」
「さゆりはビキニだけど、私はおばさんだし、ワンピースで…目立ちすぎない?」
こちらが探さなくても千尋さんがやって来た。この学校の教員としては日が浅いし、お嬢様向け女子校というのもよく知らないはずだ。もしイケメン教師なら生徒に注目されただろうけど、さゆりの姉というだけで関心を示す女子は少ない。
寮もある学校だからと厳しい部分もあると思っていたら、島まるごと使って実質お遊びのイベントに戸惑っているように見える。
でも、水着はワンピースながらチューブトップでライム色だ。昔のキャンギャルみたいだけど、熟女にあえてハイレグを着せる為に理事長にまでコメントしてもらった甲斐がある。
「なんだか、若さに圧倒されちゃうわ。ここに来る途中でも跳ねたり走ってる子の中には、見えちゃったりして、なんだかすごいわ」
「むしろ同性だらけだから開放的なんですよ。ここは島だし、他でハメ外しすぎるよりいいじゃないですか」
「私、競泳用のにしようと思ってたのに、体育の先生や水泳部の子だけって、おばさんには酷だわ。胸だってこんなにピチってしたところに押し込んでたら、谷間が蒸れるのよ」
「千尋さんのどっしりした感じや落ち着いた色気もいいですよ。それに、先生が一緒にいたほうが、いろんな場所に行きやすいし」
「上田くん、なんだか大人みたい。お酒飲んだりしないでしょうね」
優子達が波と戯れるのを日陰から千尋と眺める。千尋にも手を出す予定なので、それとなく手を触れたりすると彼女は照れくさそうにしている。
千尋が他の熟女の教師と違って何かと理由をつけて男性スタッフに接近しないのも、面識のある僕以外には抵抗があるのだろう。
「僕は生徒会本部役員扱いで、書記の水城さんと同室なんです」
「生徒会本部役員?」
 僕は、僕が生徒会本部役員予定者であり、正式には違うが役割的にはそうであることを説明した。
「そうなんだ。忙しいんじゃない?」
「そうでもないです…千尋さんは個室なんですか?」
「うん」
「さゆりとは別なんだ」
「私は担任も受け持ってないし、まだ行事にも詳しくないから」
「新人だから、夜の巡回あるんですよね。手伝いますよ。僕は役員扱いだから、就寝時間も決まってないし」
「そうね、お願いするわ」
喋りながら視界を他へと移すと、男性スタッフの周りにモブの生徒が集まっている。席替えですらなんのときめきもない彼女達だから気持ちも分かるが、熟女の先生も側にいるのを見ると、彼女がきっと迫るのだろう。
「上田くん、ここにいたのね」
「水城さん。先生、そろそろ失礼します」
千里が来たし、千尋とは実質約束できたようなものなので、その場を離れることにした。
「水城さん、海好きじゃなさそうなのに、大胆だね」
彼女の水着を見るとモカのフリンジビキニで、地味な色ながら普段はインドアらしい彼女の美白には映える。バスで見たように真面目っぽいのに胸は結構あるように見えたので、トップとアンダーの差があってフリンジが揺れやすくて実に挑発的だ。特徴的なデザインなのであえて注目する。バンドゥ型なのに肩ひも付きなのは、ポロリを恐れてのことだろう。
「あんまり日焼けしてないから…原色は似合わないと思って、この房が何本もあるって、男の人には…どう見える?」
「個性的だね。優子はフリルだったから、ぜんぜん違うね。揺れるものを見てしまう本能って、確かにあるよね。ところで、その胸は本物?」
「やだ、そんな事言わない人だと思ってたのに」
「何言ってるんだ、僕は…ただ、生徒会役員のしかも書記が不正は好ましくないと…走ったりしてる時にパットが落ちるような事態は避けて欲しい」
「そんなの、入れてないわ。高校に入ってから急に大きくなって困ってるくらいよ。でも、こんな時ぐらいは楽しみたいかな」
「じゃあ、僕もお触りを楽しませて」
「やっぱり、揉むのね」
「頭にきてる?水城さん」
「こういう時は無礼講でしょ?それに、胸ぐらいのことで怒られたって会長に言われたら、嫌だし」
「でも、いい気はしない?」
「やっぱり…ね。キスの練習に付き合ってくれたら、許してあげる。女の子だらけだからって、ファーストキスが遅いってのも癪だし」

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