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転校生
官能リレー小説 - 学園物

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転校生 40

彼女は優子と違って素直になれないタイプらしい。元々ツンデレなのか書記というポストがそうさせてるのかは不明だ。
でも、千里も女子が圧倒的に多いという状況と、夏の開放感と僕のスキンシップがきっかけで大胆になったので、昼食まで時間もあることだしそれとなく人気のない場所を探しに行く。
「ねえ、本当にいい場所探してる?さっきから他の子ばっかり見て」
「だって、やっぱりTバックは刺激的だし。水城さんだって、他の子の胸見てたよね」
「私は、私も胸が小さかったら三角ブラで済んで動きやすくて楽なのにって、思っただけ。それと、下の名前で呼んで。開放感が台無しじゃない」
「ごめん、千里」
水着は大胆でも最初にあったときと同じでまじめっぽかったり、その反面逆ハート型のヒップや貧乳に嫉妬したりと意外な女心を見せてくる。
「じゃあ、この辺でいいかな。壁ドンからのキス」
「…ちょ、いきなり?」
「この方がドキドキするだろ?」
「もっと、このままハグして」
「千里…」
 要望通り、僕はそのまま千里を抱きしめた。水着の上からだが確かにパッドでない柔らかい胸を、自身の胸に感じた。
 抱きしめながら、そっと背中に触れていった。そしてトップの水着の留め具に手を掛けた。
 「もう外すの?」
 「嫌?」
 「そうじゃない」
「こうやって水着になるときは良いんだけど、流石にFを超えてからはどうなるんだろって不安で」
「そのままでいいんじゃないかな、ごまかさなくて良いんだから。見栄張って詰めたり無理やり寄せるのは胸によくなさそうだし」
「ありがとう、気を使ってもらって」
「いいんだ、それより今はGカップ?」
「う、うん…」
「じゃあ、見せて」
逡巡する千里に対し、僕はなんとか励まして彼女の水着のトップスを外した。せっかくの巨乳もフリルのせいで下乳の美しい丸みが拝めなかった。
本来は乳房の丸みや立体感を錯覚させる効果も含めて広く女性から人気だったんではと思いつつ、丁寧に汚れなさそうな箇所にそれを置く。
開放的だからといかにも脱ぎ捨てるようなやり方は、賞賛は得られない。
「優しいのね」
「だって、ずっと着なくちゃいけないし、大きいブラの子ほど丁寧だってここで学んだし」
「そこは、強引なのね」
「今更隠されると、逆にテンション落ちるっていうか…」
「ごめんね、でも」
「おっぱいが大きくなると、乳輪も比例するんだ」
「そうじゃなくって、乳首が他の子よりも、ちょっと埋まってるみたいなの」
「試しに吸ってもいい?」
「そんなに直球だと、恥ずかしがってたほうがバカらしくなちゃう。吸う前に、まず優しくね」
多少コミカルなやり取りをすると、彼女も気分が和らいだようで自ら腕をどけてバストトップを見せてくれたばかりかそこに僕の手を導いてくる。
生粋のインドア派だけあって色白で、バストもその例外ではない。一般的な理想のピンク色より赤みが強いそこにも触れた。
陥没まではしていないが、乳輪の膨らみに少し負けてる感じで、豆粒状の乳首を指先の腹でそっと押したり転がしてみる。
おそらく普段の学校生活で彼女を誘ってもおそらく相手にされないかもしれないけど、こういった非日常で開放的な雰囲気だからデレてくるのだろう。
あるいは僕がさゆりや真里さんと楽しんだのを知っていて、自分も経験する事で大人の階段を登りたいという野心もあるかもしれない。

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