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転校生
官能リレー小説 - 学園物

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転校生 37

 まずティナをベッドに押し倒すようにして僕が主体的に動いているうちにだんだん薬が効いてきた。今までなかったくらいに激しく動いて一回出した後、ティナの穴を舐めながらティナの口にも一回、もう一つの穴に一回、と出して、さらにプッシーともう一つの穴に一回ずつだした頃、薬の効果は切れた。
 そのままティナとお互いが布団のように眠った。

 翌朝、もう一朝勃ちしたモノをプッシーに入れた後、お互いにシャワーを浴びて僕は寮に帰った。


 そして、夏休み。
 5日間のクラスの臨海学校だ。
 バスでは久保優子さんの隣の席だった。
 クラスメート以外はさゆりと千尋、あと、あまり見覚えのないメガネの、ちょっと堅そうな女子が乗っていた。
 「久保さん、あの人は?」
 「優子、でいいよ。そろそろ少し仲良くなろうよ」
 「うん…優子」
 「あの子は、水城千里さん。生徒会本部書記。生徒会本部を代表して来たんだって」
 あの子が真理の息のかかった子か、と僕は思った。

 僕は改めてしおりを見た。確かに水城さんの名前も載っていた。

 バスは港に着き、僕たちは船に乗り換えた。
 「これから行く島は、学園の私有地で、物資を入れる港以外は関係者以外立ち入り禁止なんだって」
 優子が説明する。

 「つまりプライベートビーチ。どこでも愛し合い放題よ」
 後ろにいたさゆりが小声で囁く。
「宮田先生、ちゃんと巡回してフォローして下さいよ。生徒会だけじゃ手が足りないし」
「ええ、引率だものね」
期間中は優子や千里と千尋とのロマンスが楽しみなので、さゆりは遠ざけるつもりだ。彼女には寮生以外の外泊に慣れてない生徒の面倒を見てもらおう。

部屋割りもクラスより生徒会役員が優先される。今回に限らず行事には深く関わるので、役員同士が同室の方が都合がいい。仕事もある代わり、部屋も豪華で内風呂もあるそうだ。
それに、ティナにも話したように千尋と同行しやすいように手を打ってある。さゆりとの婚約はお芝居だと教えたし、きわどい水着も買わせておいた。
うまくいけば施設のスタッフとも接近できる。男性スタッフは野際先生のような古参に任せておいて、僕はいい女性スタッフがいればみんなから離れてこっそり楽しめたら、初の学校以外の女性との体験となるだろう。
 宿に着いて、僕と千里は部屋に入った。
 「改めまして、上田達也と言います」
 「水城千里、改めて、よろしく」
 僕は、まだ形式的な信任投票を通っていないので正式に生徒会役員ではない。だから、まだ生徒会本部室には行けておらず、千里の顔と名前が今日初めて一致した。
 それでも、役員内定なので、こうして本部役員としてのの部屋に来た。
 千里はかばんを開いた。
 「水着に着がえるから、あっち向いてて…あ。でも、後でどうせ見るなら、今見る?」
臨海学校の間は夕食以降までは水着姿というルールになってる。一応上にTシャツぐらいはいいそうだけど、みんな胸に自信がないと思われるのが嫌で着にくい雰囲気らしい。水着が自由なのも、外界の干渉を受けない環境だし女子力を養う意味もあるそうだ。
島には電線が通っておらず、施設はディーゼル発電とソーラーと風力の再生可能エネルギーに支えられてるからクールビズが推奨されてるのだ。
「そうそう、役員はワインポイント必要らしいよ。ひと目で分かるように…僕はリストバンドにしたけど」
「ちゃんと、用意してるから大丈夫です」
「なら安心だね」
千里との関係はスロースタートで行こう。そう決めると、僕は優子のいる所へと向かうことにする。

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