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転校生
官能リレー小説 - 学園物

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転校生 15

「うふふ、生徒会長さんともなれば、ステージの上もお手の物でしょうね。
そこに、ピアノがあるから下着姿で演奏すれば受けるかもしれないわね」
「先生こそ、縄跳びはもうキツイんじゃありませんか?垂れた胸がバウンドしたり、ショックが膝や腰にきて後で大変ですよね。興奮したら、顔にもヒビはいるんじゃないですか?ドーランの塗り過ぎは資源の浪費ですよ」
「上田君、行きましょ!」
 初めて女同士の年齢を超えた静かな争いに遭遇して、思わず寒気がしたけど、野際先生と一緒に体育館を出た。
 そういえば、真里さんは朝から変だったかもしれない。
「紅茶でいい?」
「はい」
「新藤さん、知らないのね。少し前に話題だったアメリカの歌手がお嬢様学校出身だったけど、外見も中身も奔放でもきちんと結果は出してたし…野心はあったけど実は謙虚な子だったの。いきなり脱ぎだして下着姿で演奏ってエピソードも彼女なりの個性の出し方だったのよ。新藤さんも…地位や才能に溺れずに、本当の意味で生徒の代表になってもらいたいわ」
「先生の言い方も少し意地悪じゃないですか?真理さんもプライドがあるんです。さっきはちょっと偉そうだったけど、普段は頼りになるんです。先生の気持ちは、後できちんと彼女に伝えておきます」
「上田君、優しいのね。どっちの味方もしないのが、この場合は一番いいの。男の子はよく分かってるわ。ところで、汗かいちゃったわね。シャワー浴びましょ」
 紙コップの飲み物を会議室で飲むと、野際先生が誘ってくる。
「先生も寮に来るんですか?」
「校舎にもシャワー室あるのよ。プールだけと思った?」
「職員用ロッカー室って…」
「奥にシャワー室あるの。来て」
 訳がわからないまま、先生にバスタオルを渡され、ゲスト用なのかロッカーの上に置かれていたカゴに脱いだ服を入れつつ、それとなく野際先生の方をチラ見するものの、目が合うと見ていたのがバレるのであまり見ずに脱ぎ終えるとタオルを腰に巻いてシャワー室に向かう。
「本当にいいんですか?生徒だし男子なのに」
「上田君も汗かいたじゃない」
「どうして隠してないんですか?!」
「胸がない人ほど隠すのよ、誰もぺったんこなんて見たがらないのに」
 早く個室に行って胴体を隠す壁に守られながらなら、会話もできそうと思っていたら、すぐにそんな甘い目論見は崩れる。野際先生はまっぱで透明なシャワーキャップだけをつけていた。おまけに少し前髪が出ているところに色気や女をアピールしているように見える。宮田先生より大きな胸や熟女でもくびれがあって下半身もムチムチでヘアも手入れされていた。
「ねえ、上田君の汗の匂い嗅がせて」
「先生、近いです…」
「少しでいいの、腕を真っ直ぐ上げて…いいわぁ、男の子の脇…オスのフェロモン…濡れちゃいそう」
「ちょ…」
 気が付くと、僕は唇を奪われていた。歓迎会の時に隣同士に座るから汗臭いのは良くないという発想かと思ったら、汗の匂いを取る前に散々脇に鼻を当ててさんざん吸い込み、発情するというビッチぶりに仰天する。
「生徒の発育も確認しなきゃね。上田君も寮生活じゃ息が詰まるでしょ?あんな生理臭い建物、体に毒よ。これからは、先生が…きちんと発散させてあげる」
「じゃあ、先生の口やおまんこに出してもいいんですか?」
「もちろんよ、若い子のザーメンは大好物だから。なんでもしてあげる」

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