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転校生
官能リレー小説 - 学園物

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転校生 14

 「達也、達也……いい……」
 先生との結合部からは、先生の中の液体がかき回される音が聞こえるように感じた。
 先生の表情もだんだん変わってきた。先生らしい、教えようとする雰囲気はだんだんなくなって、ただ本当に気持ちいいのだということが伝わってきた。
 「先生、先生……」
 「さゆり、って呼んで。わたし……宮田さゆりっていうの!」
「ああっ、すごい…さゆりのおまんこ…」
「達也のとってもカタいわ…感じちゃう!」
「さゆり、さゆり、も、もう出そう…」
「いいわ!達也、来てぇ!お願い、ああっ!」
「ううっ!」
「あぁーっ!」
 僕は真里さんの時と違って正常位で先生の中で果てた。出した後も萎える様子がないし、
先生も艶っぽい視線を向けてくるので、結局騎乗位とバックでも楽しんだ。
「さゆり、立てないよ。腰が鉛のように重い」
「今は先生でしょ。寮に泊まるには試験やイベント前でないと、無理なの。じゃあね」
 先生はベッドに腰掛けたまま動けない僕をほって出てってしまった。

「何やってるの?明日は新入生歓迎会でしょ。上田くんは体育館ではババ…古参の先生たちの側で過ごすことになったわよ。一発芸でふんどしや海パン一丁になられたら困るって、座って見るだけよ」
「古参って、さゆりよりも年上?」
「当たり前よ、宮田先生は熟女じゃないでしょ。それにBBAは匂いに敏感だから、
シャワー浴びなおしてきなさい」
 僕は部屋に来た真里さんに肩を貸してもらって浴室でシャワーを浴び、食堂で彼女と夕食を食べてから相部屋で寝る。
 次の日、真里さんに起こされていろいろ世話を焼いてくれる。歯を磨いたり顔を洗う時も側にいてくれたし、朝食はパンとか軽いものだけど食堂で食べると言ったら席を用意してくれた。
 一度セックスしただけで同じ生徒会所属以上の扱いを受けてるようにみえる。でも、七海さんもヨーグルトをおまけしてくれたりと優しい。
 真里さんはいい顔しなかったけど、僕と同じ編入組の子とも少し話した。片方は親の再婚で以前より裕福になったので地元公立からこのお嬢様学校に変わったそうだが、義母が自分を陰で嫌ってるから寮生とさせたという思いがあって弟も会えなくて寂しいと語った。
 もう一人は私立校に通っていたが、宗教色が強かったり前時代的な体質の学校なので、親の知り合いにここのOGもいた関係で編入したらしい。
「上田君、体育館に行くわよ!」
「イベントが午後からじゃ…」
「生徒会も椅子並べ、するの」
 僕は真里さんに連れられて体育館に行く。思えば中学の頃は男女と先生でやったっけ。
 でも、この学校の男の先生は少ないし、大半が年配で体力もない。寮での話しによれば、
若いイケメンよりも優しくてあれこれ言ってこない落ち着いたシニアが好まれている。
 先生の比率も女性が多いが、やはり昨日のこともあって気が付くと宮田先生を探していた。
「上田君が来てくれると助かるわ」
「野際先生」
 まだ何もしてないのに助かると言われても困るけど、学年主任なのであえて反論しない。
 陰口で亜希子と呼び捨てにされてるきつい性格のアラサーだそうだけど、なぜか僕には落ち着いて上品な部分しか見せない。
 体育館の中だろうとヒールだし、赤いタイトスカートに胸元の開いたブラウスと緑色の石のネックレスをしている。
 そして、野際先生に場所を教えてもらって、パイプ椅子を運び始める。僕が両手に二つずつの椅子を持つと、野際先生は、さすが、というようなことを言ってもらえた。
 そして、並べ終わって、場内暗くなる中、椅子に座って待つ。
「あ、達也君、編入生は、最初の自己紹介だけは、ステージに立ってもらうから」
 真理さんが前に来て、そのようなことを言った。

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