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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 55

「ううん…他の子たちが行っているなら大丈夫だと思うけど…」
「…“けど”…舞は行きたいってことよね?…」
皆は何かを悟ったように、舞の顔を見て微笑む…

「行ってらしゃい!…滝谷旬に会いに…」
「そうですよ舞さん、でももし何か危険なことがありましたら、直ぐに連絡下さいですよ!」

彩花に涼に碧…
「うん…みんな、ありがと…」
感謝しながら、舞は視線を逸らす。

「そのまま旬くんとベッドイン、ゴールイン、ってね!」
「それは余計じゃあああああ!!!!!」
最後にとんでもないことを口走った桃子にお湯を浴びせ、舞は出て行った。

舞が出て行ったお風呂の中。
「行っちゃったねー」
「あの子は、昔から正義感の強い子だったからね」
しみじみと言う唯に、桃子がタオルで顔を拭きながら言う。

一方の舞。
美咲の命で滝谷の調査を行っている諜報部員・小松菜々美と連絡を取って、合流しようと画策する。

それゃあ、1人で行きたくもあったが、男性経験のない舞にとっては、不安だった…
その点、小松奈々美であればその方面には長けているのは知っていた。

もしも皆が噂していた通り、滝谷旬が童貞だとしても、奈々美だったら旬を落とせるかもしれない?…

例えその相手が自分でなくとも、舞はレンズ越しではなく“生の目"で、旬のモノを見たかったのだ…


『もしもし?』
「菜々美?私だけど」
『あ、舞、今日は青山サイドの調査じゃなかったっけ?』
「うん、そうだったんだけど、ちょっと気になることがあってね…」
舞は菜々美に説明する。

『そうかあ…私も滝谷のこと調べてるけど、そういうことがね…』
「今から菜々美のところに行くから。待ち合わせしましょ」

「了解!。滝谷旬は街外れの取り壊し中の工場よ…分かる?」
「うん分かるけど…、なんだってそんな所に?」
「青海の連中に連れ込まれたのよ。」
「え?そんな動き、ノブアキからは微塵も感じられなかったけど?…、」
「多分青山ノブアキには黙った行動ね…、青海のNo3が、佐伯裕樹に感化されたんじゃないかしら…」

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