PiPi's World 投稿小説

風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 320
 322
の最後へ

風紀委員Girls! 322

「あれ?彩未に理穂、こんな所で何やってんのよ?」

明日香と凜…それに滝谷旬が暗闇から現れる。

「ぅあ!…それはこっちの台詞だよ;、明日香こそ凜さん…それに黒獅子トップの滝谷旬と連れ立って、驚くじゃない;…」

「ふふ、凛さんの説得に成功したのよ、感謝しなさいよね!」
「うんうん、明日香えらいえらい」
「凛さんと滝谷くんは昔からの仲っていうしね」
「へぇ、そうなんだ」

「誰がこいつと仲良しって言ったんだよ…」
「ケンカするほど仲が良いって言うだろう、滝谷?」

「滝谷くん…」
旬の姿を見て、彩未が俯く。

「あ、何か世話かけたみたいで…ありがとうな…」
旬は照れながら頭を掻いた。

「ううん、私の方こそ巻き込んじゃって…ごめんなさい…」

「別にお前が悪い訳じゃないさ…俺はポリ公とのいざこざは慣れってから、気にすんなって!」

「う、うん…ありがとう…」
彩未は頬を赤らめながら、旬にぺこりとお辞儀する。

「ところで…舞たちもいるんだよな?」
「さっき向こうに行ったよ」
彩が入り口を指差す。

「大丈夫か?女だけでこんなおっかない中によ…ましてか弱そうなのが」
「なんだかんだで彼女のことが心配か」
「う、うるせぇよいちいちお前は」
旬は顔を赤くして凛に突っ込む。

「それにしても不気味だね」
「なんかさっきから声が、ね…美菜子は中で女の子が襲われてるって言ってた」
明日香は腕組みして考え、理穂が心配そうに見つめる。

「昨日の今日でまた女の子を泣かすなんて、雑賀と根来に全く反省の気持ちは無い訳ね…」

「あいつらのことだ、女の子を餌に下っ端連中を集めたんだと思うさ…」
「そんなことしないと集まらないの?…」
「ああこんな時だ…いくら黒獅子が馬鹿ばっかだって、ヤバいってことぐらいは分かるさ…」
「それでも、その餌に釣られる男って…」
「ああ、男なんて皆それに弱いんだ;…」

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す