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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 310

「(舞とも滝谷旬とのことで揉めちゃったし…余計なのかな?)」
涼は音を立てないようにユナック菓子を口に入れる。

「(美菜子と舞それに桃子は、私たちには入り込めないような、強い絆があったものね…)」
真里奈は手を出し、涼からスナック菓子を貰う。

「(そう3人は幼馴染み…桃子があんなことになって動揺しているのは、舞も美菜子と一緒だと思うよ…)」
真里奈が貰ったスナック菓子を、美咲は横から摘み上げた。

「(まあ、あまり刺激しないように…ん)」
美咲がスナック菓子を口にした瞬間、スマホが唸り着信を知らせる。

「…情報が入ったのかな?」
相手は風紀委員、諜報部の小橋彩。
同じく諜報部員の種田理穂と一緒に情報収集に当たっていた。

「もしもし、進展はあった?」
「…足取りは依然…なんだけど、桜咲の青山さんたちが集団で何処かに向かっているみたいで…」

「彩、今どこにいるの?…」
「それが開発地域なの…滝谷旬の家の辺りよ…」

「それは変ね…静香さん初め桜咲のお嬢様たちが、そんな所に何の用があるっていうの?…」

「私も初めは滝谷旬の家にでも行くのかと思ったんだけど…もう通過しちゃったのよ…」

「どういうことなのかしら…」
彩の報告を聞いて、美咲はわけがわからなくなる。

「静香さんのほかに誰がいるかわかる?」
「ええと…ちょっと名前と顔が…写メ撮って送るね…」

彩はいったん会話を切り上げ、スマホで写真を撮り美咲のPCへと送る。

そして暫くしてまた彩から携帯が鳴った。

「あ、彩…写メ届いたよ!…
「それよりも美咲!ここに舞がいるのよ!」

「あ、美咲…私だって彩がここにいて驚いたのよ…」
「な、なんで舞がそこに?…」

「私は旬のお婆さんが一人なのが気になって…」

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