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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 2


「こんなイケメンが硬派かぁ〜、勿体無いよね〜」
そういって3人に近寄るツインテールの少女は椎葉桃子。
舞とは幼いころから一緒の親友だ。

「こういう男が意外と童貞だったりするのよねぇ」
と言い出すのは金髪碧眼の美少女、アリシア・シャーロット。
英国人ではあるが、幼いころから日本に住んでいるので日本語も堪能。

「桃子、アリシア、確かにイケメンだけど滝谷旬はあくまで私たちの敵よ」
舞が2人に釘を刺す。

「まあ、チャラチャラした女の子の武器は使え無いってことよね…
それでも硬派といえども、滝谷旬だって17歳の健康な男子、落とせない相手じゃないと思う…」
舞は凛とした表情で皆に言う…

「どちらにしろ、やりにくい相手ではあるわけかぁ〜…青海のアタマは?…」
彩花は伸びをしながら美咲に聞く。

「青山ノブアキ…青海大創始者の曾孫で、母親は国会議員だは…」
「生っ粋のお坊ちゃんって訳ね?」
「ええ、それでも身体能力は高く、皆からの信望も厚い…それになかなかの好青年よ…」
タブレット画面を舞に掲げ、そこに皆が顔を寄せた。

「おぉー、これはっ!」
「…滝谷とはタイプが違うけど、こちらもまたイケメンねぇ」
桃子と彩花が言う。

「…でも、いかにもインテリっぽくて、ちょっと性格に難ありそうな気がするんだけどなぁ」
「お坊ちゃまだって言うしね」
アリシアの言葉に、頷く美咲。

「私たちの目的は、彼らの衝突を防ぐこと。それに変わりはないわ」
舞は腕組みしてきっぱり言い放つ。

「だったら、メンツをつぶしてボスの器でないって示させるか、内輪もめさせて抗争もできないほど弱体化させるとか」
「黒獅子は公立ってことは教師も対立の種があるわ。組合と現校長寄りに分かれているはず」
「創立者の一族に国会議員って事は父兄にも後援会がいそうね」

…さまざまな意見や憶測が飛び交う。
「…話はここまでで。百聞は一見に如かず、奴らももしかしたら行動に移しているかもしれない」
舞が周りを制して言う。

「わが風紀委員チームの核弾頭、ゆ○か○り!!」
「なんで私ら伏字なのよ!?」
「…そのまま呼ぶといろいろ問題があるのよ」

舞に『核弾頭』と呼ばれた美少女コンビ―小川唯と石川夏織。
ともに舞とは同じクラスだ。

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