PiPi's World 投稿小説

私立 覇修羅学園高等部普通科
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 2
 4
の最後へ

私立 覇修羅学園高等部普通科 4

「それはね乙女の秘密」

「あっそ…」

「それよりさ2人ともどうしたん?何か空気が重いわよ」

「まさか、海斗ぉ!理名に何かしたぁ?」

心愛は俺を睨んで言った。

「ちげーよ!実はさ…」

俺は生徒会室の一件を心愛に話した

「ふ〜ん そんなことが…でも理名って記憶が」

「ゴホン、ゴホン、ケホン」

理名が咳払いをしている
何か隠し事をしてやがるとおもった。
でも生徒会副会長と理名の間にあったことは明白になっている

「おい心愛」

「なによ?」

「拳はどうした?彼奴も裏祭をしてるだろ」

「あ〜拳はね…」

拳はクラスの裏方やら仕事が忙しく
裏祭をやってる俺たちの変わりに穴埋めをしていた。

「そっか次はどうすっかなぁ」

「海斗 生徒会副会長がダメなら生徒会長に会えば?」

なるほど副会長より会長の方が何か情報をもっていると
思うし捜してみることにした。




でもついさっき 生徒会室に行ったけど生徒会会長はいなかった。

どこを捜していけばいいか悩んでると二階の廊下窓から拳が
俺たちを呼んでいた。

今ちょうど俺らのクラスがやってる喫茶店へ生徒会会長が
来たらしく生徒らが騒いでいた

急いで教室へ行くと生徒達でごった返していた。
噂によると学園の生徒会会長は超金持ちの人で
日本の財を握り締めている力を持つらしい。

そのため学園からは非常なまでのVIP待遇を受けていて
学園へ来るのは幻にちかいくらい激レアだ。

俺は生徒の間をかき分けていくと生徒会会長がイスに
座ってコーヒーを飲んでいた



「あの!生徒会会長ですよね?」

「そうですよ」

褐色肌に紫の髪から香る甘い匂いに俺は見とれていた

「話がしたいのですがよろしいですか」

「もしかして裏祭の事かしら」

「はい」

生徒会会長はコーヒーカップを置いて立ち上がると高価な財布から
一万円札一枚を差し出した

「美味しかったですわ お釣りはいりません では失礼」

「あの 生徒会会長」

立ち去ろうとする生徒会会長をとめた

「皆さん こちらへ 話をしましょう」

俺たちは再び生徒会室へやってきた。

「おや 会長と皆さんですか」

「きっ!」
理名が舌打ちすると生徒会長が謝った

「申し訳ありません こちらの新我は根はやさしいのですが」

「会長!余計な事は言わないでください!」

「さぁ皆さん こちらへ座って下さい」




「申し遅れました 私は一陣 里桜 (いちじん りお)と申します」

「ええ!一陣って あの一陣財閥のご令嬢ですか」

心愛は驚愕の声で言った

無理もない一陣財閥は財界や世界各国と取引をする
一流企業だ

「ふん! そんなの大したことはないわ!」

理名が突き返す言葉であしらった

「ちょっ、どうしたの?理名ちゃん 海斗どうしたんだよ?」

拳は理名の変わりみる姿にビックリして俺に理由を求めてきた

「まっまぁ、色々あってさ」

「色々ありすきだろ!その間 おれは、おれは みんなからパシられて…」

「はぁ 悪かったよ拳」

どうやら拳はクラスの連中から午前中 相当パシられたらしい
お疲れ拳 俺は心の中で囁いた


「ぷっ あっはははは」

「生徒会長?」

「ごめんなさい 今年の裏祭に選ばれた祭士は個性的な方々ね」

「かっ会長が笑った」

「なんだ生徒会副会長は見たことねーのか」

「ざまーないわね」

「理名!一言おおいって」

「黙れ!君たちに言われたくないよ!」

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す