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私立 覇修羅学園高等部普通科
官能リレー小説 - 学園物

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私立 覇修羅学園高等部普通科 2


「みんな、ごめんね〜あたしはダ〜リンと話がしたいの。少し黙っててね〜ちゅっ」

理名の投げキスに男子が喜びに悶えていた。
俺は呆れかえってしまう。



「んで、理名さん。話って?」

「ん〜っとね、ダ〜リンって祭士でしょ?」

「さいし?何それ?」

「ダ〜リンは知らないんだぁ」

「まぁ、そのうち、わかるよん!体育館に行こ〜!」

体育館に着くと学年担任らと一年生全員が集まっていた。

そして覇修羅祭についての事前説明会が行われた
覇修羅祭とは学園内の祭典であり世間的に言う文化祭のようなものであるが
一風変わった法則があった。

覇修羅祭は通常祭と裏祭があり通常祭は一般的な文化祭で裏祭は毎年、覇王(はおう)と覇姫(はき)を決める。
覇王は男子から覇姫は女子から選ぶが、その有力候補者を祭士と呼ぶらしい。

これらを何故、誰が、どのようにして、何の目的でやるかは不明らしい。

そんな説明を聞いて数週間後が過ぎ覇修羅祭当日を向かえた。

「おはよ!海斗!」

「あぁ、心愛か、おはよ〜」

「今日から覇修羅祭だね!」

「そうだなぁ」

覇修羅祭の通常祭で一年一組は喫茶店をやる。
男子は裏方で女子は様々なコスプレをして接客をする。
よくあるありがちなパターンだな

「心愛はさ何のコスプレするんだ?」

「あたしはメイド!」

「それさコスプレって言うの?」

「な〜に〜か〜言った?」

「いや、なんでもねーよ」

「お〜い!ダ〜リン!!」

げっ!あの声は理名だ。
理名はここ数週間ぐらい毎日、俺の登校時間に合わせてやってくる

「海斗!朝から三角関係かぁ〜!アツいね〜いや〜アツいアツい!」
またややこしい奴がやってきて俺は頭に血が上った。

「拳!ワザと言ってのんかー!」

俺は拳を追いかけてながら校門を越えた時だった。

ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン



なにやら警報音がなった

すると一人の女子生徒がやってきて俺と拳と心愛と理名を連れて無言で連行された。

連れてこられたのは学園内の旧校舎で通称、旧館と呼ばれている場所だ。

「この教室に入りなさい」

謎の女子生徒は俺たちを教室に入らせた。
教室の中には数々の男女学生写真の額縁が飾られていた。

どうやら応接室みたいな感じがした。

すると教室の奥の扉が開いて男子生徒と女子生徒が現れた。

彼らは覇修羅学園の現覇王と現覇姫だった。
そして俺たちを連行したのは裏祭実行委員長だ。

「初めまして皆さん。僕は現覇王の砺波 春(となみ はる)と言います。高等部三年です。」

「同じく初めまして。わたしは現覇姫の空海 阿見(そらうみ あみ)です。以下同文です。」

「申し遅れました。裏祭実行委員長の多真美 連(たまみ れん)以後、お見知りおきを」

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