PiPi's World 投稿小説

驀進!海賊女子学園ー Pirates of B×G ー
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 0
 2
の最後へ

驀進!海賊女子学園ー Pirates of B×G ー 2

リュウがここまで詳しいのは父の実家も母の実家も名門海賊で、今のイングス諸島連邦王国建国に多大な貢献をしており王家の血も入っている。更にこの学園を創設したのもこの両家である。
「……」
「副長、気を落とさないでください。私の一族にも女装してこの学園に通った者はいます」
「理事長……」
「そりゃあ、この国は実力主義だからね……私の弟もそうだったし」
リュウは項垂れた……。

一方、イングス政府内。

「ヤツの息子が女装して海賊女子学園へ入学をしたそうじゃ。」

「ふっ、これで我らの例の計画も進むぞ。よし我が海軍と海賊総本部へ緊急の伝令をだせ!」
「騒々しいな、何事だ?」

「はっ!アナタは海賊レッドシャークマリンの船長、マリン船長。」

「今はまだ戦いの時ではない。ヤツの息子が頭角を表してからでも遅くない。」

「わっわかりました。そうします。」

「頑張るがよい。リュウよ……。」
その頃、学園内では。

「あっ、あのーっジャネスさん?」

「……」

「もしもーし、ジャネスさん?」

「……はぁ、リュウ副船長。」

「はい?」

「私は生徒海賊会船長キャプテンジャネスです。せめてキャプテンジャネスとかとお呼び下さい。」

「すみません。キャプテンジャネス。で、これからどちらに?」

「今から生徒海賊会が集う場所、パイレーツイングスへ案内します。」

「ぱ、パイレーツイングス?」

「ハイ。生徒海賊会はパイレーツイングスつまりはイングス政府内の海軍と海賊総本部とも直結しています。万が一、国の不測の事態あらば我ら生徒海賊会や他の海賊と共に敵を迎撃します。」

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す