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日常で
官能リレー小説 - 学園物

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日常で 1

あたし   仮居ゆみ子  高校2年生  17歳

あたしは対人恐怖症のため、17年間彼氏がいないの
彼氏がいないということはもちろんゆみ子は処女である。
ゆみ子はいつも肩がこってる。
それというのもゆみ子はJカップの巨乳であるからだ。
袖ヶ浦太一はゆみ子の同級生だ。
袖ヶ浦はゆみ子の事が好きで、ゆみ子のはちきれそうな巨乳が気になっていた。


胸だけではない。
ゆみ子は目にかかるほどの前髪で顔を半分ほど隠しているが、実は校内でもトップクラスの美少女なのだ。
太一は考えていた。
(何とか仮居と仲良くなる方法は無いもんかなぁ…せめて話でも出来れば良いんだけど…)
ゆみ子の対人恐怖症は酷い物で、異性とはおろか同性とすらマトモに会話が出来ない。
話しかけようとすると逃げてしまう。
まるで山の動物だ。

高校の敷地内の目立たない一角に花壇があった。
誰が手入れしているのか不明だが、いつも綺麗に保たれている。
ある日の放課後、太一が偶然この花壇の前を通りかかると、ゆみ子がジョウロで水をやっていた。
「へぇ〜、ここの花って仮居が世話してたんだぁ…」
太一は感心して言った。
「あ…!」
その声で太一に気付いて慌てて振り返るゆみ子。
 ガランガラ〜ン
ゆみ子はまだ水の入ったジョウロを取り落としたかと思うと、そのまま脱兎の如く走り去ってしまった。
「お…おい!仮居!?……まいったなぁ…驚かせちゃったか…」
仕方無く太一はジョウロを拾い上げて逃げたゆみ子の代わりに花に水をやった。
(…仮居のやつ、笑ってたな…あいつが笑ってるの初めて見た…可愛かったなぁ…)
この一件以後、太一はゆみ子の事が“気になる女子”から“好き”になった。

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