学校の支配者 3
「なら、思い出させてあげるわ。私の体を使ってね。」
ユミは制服のボタンをはずして巨乳を斉藤に近づけた。
「斉藤君は落ち込んでるとき、いつも私に甘えてきて私が元気づけてあげてるのよ。」
「久遠さん、何を」
斉藤は驚いた。
「斉藤君、久遠さんじゃなくていつもように、久遠って呼んで」
ビョオー
異音がして視界が歪む。
彼女は山瀬と名乗っていた。なのに自分は久遠という名前だと知っている。
彼女はなぜ偽名を使ったのか、そして久遠と呼ばれたのに驚きもしないのはなぜなのか…。わからない、ウーわからない。
斉藤は頭がどうにかなりそうだった。