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公衆便女教師
官能リレー小説 - 学園物

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公衆便女教師 4

麗華は職員室に戻ると段ボール箱に自分の荷物を詰めはじめた。
辞めてやるんだこんなバカげたことに付き合ってられない!
そして訴えてやるんだ!国が絡んでても世論を味方につけたら…。
そう考えながら作業していると肩を掴まれた。
「っひ!?」
驚いてその手を払うように振り返ると校長が苦い顔をしていた。
「校長先生、私辞めさせ…」
「麻生先生。ここで辞めたらあなたは二度と教育者として返り咲くことはできませんよ?」
麗華が言い終わる前に校長は言葉を被せてさえぎった。
「赴任初日に生徒達との折り合いが悪くて職場を放棄したと評価されたらもうどこの学校もあなたを受け入れてくれませんよ?あなたがどんなに抗議しても評価を覆すのは無理でしょう。最低1任期は頑張ってもらわないと教育者はおろか、アルバイトにも困ることになります。それでもと言うのなら私は止めませんよ」
一気にそういうと固太りした体を左右に揺らしながら校長室に帰って行った。
麗華は殺意みなぎる瞳で、校長の背中を睨み据えていた。

(・・・・・・・・わかったわ。要するに少年達が馬鹿な真似しないようにすればいいんでしょ・・・・・・・)

この時から、麗華は生徒達を叩き直す、直せない者は潰すべく、鬼神の道を歩む決意を固めた。

(その為には何が必要かしら・・・・・・。)
その日は体調不良にして早退すると、私は怪しげな護身用具の店に行き、スタンガンや催涙剤を買いあさり、さらにはSM用品店で貞操帯を購入。
服装はスカートからパンツルックに変更して手首足首と懐には買って来たスタンガンや催涙剤を忍ばせてた。
プレイ時の興奮を演出させる目的か、貞操帯は通気性が悪く、すぐに汗ばむのは整理用ナプキンで湿度調整でなんとかなる。
これで手を出してきた生徒には容赦なく制裁を加え、女がただおとなしく襲われる存在ではないことを教えてやると麗華は半分教師半分私的に闘志を燃やし翌日を向かえた。
だが、いざ汚れた校門を前にすると足がすくんでしまう。
夢見てがんばって手に入れた教員免許。こんなくだらないことで失ってたまるかと足を踏み出した。
職員室に入るまでいやらしい生徒達の視線が全身を嘗め回すのを感じた。
自分の席に着く頃には足がガクガクと振るえる。教員達の憐憫の目が昨日の出来事を生々しく思い出させた。
朝礼前の校長の訓示が終わっても振るえは止まらなかった。
教員がそれぞれ受け持つ教室に移動するときに麗華は自分を励ますために服の上からスタンガンの位置などを確認した。
麗華は気を引き締めて教室の扉を開けると昨日、自分を犯した生徒達の視線がいっせいに自分に集まった。
腰が抜けかける。
足を床から離そうとすると片足では自分を支えられなさそうになる。
足を引き摺るように進み、教壇に登り、教卓に手を付き生徒達を睨み付けるように見た。
生徒達全員は一応席についているものの、その目は明らかに教師を見る生徒の目ではなかった。
「麻生せんせー。昨日は午後の授業しないで帰ったけどどうかしたんですか〜?」
生徒の一人が白々しい質問をすると教室は下品な笑い声で空気が震えた。
昨日の記憶がが生々しくよみがえる。
口の中が乾き、喉が泣きはらしたようにヒリヒリする。
「静かにしなさい!」と一喝しようとしたら死にかけた怪鳥の悲鳴のような言葉にならない声が出てさらに笑い声が沸いた。
思わず教室を飛び出そうとした。が、足がもつれて教壇の上で転んでしまう。
「せんせー、だ〜ぃじょ〜ぶぅ?」
教卓の前の席の生徒が近づいて手を差し伸べてきた。
麗華は「ひっ!」と悲鳴を上げて袖に隠していたスタンガンを取り出すが勢いと手のこわばりで向けたつもりで投げ飛ばしてしまった。

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