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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 10

「あれ?どうした誠一?」
「あ、要」
そこに六錠 要が通りかかった。
<誠一?要?この二人、互いを下の名前を呼び捨てで呼ぶなんて…まさか…つき合ってるとかは無いよな…>なんて考えを張り巡らせた結果、要(まだ名前もしらない相手だが)を敵と見なすことにした。
「じゃ、また何処かでね。北川君」「ああ、うん。」こうして、才英が誠一の正体を知ることも無く一日が終わった。
「ん…ここは?」保健室で茜は目がさめた。
誠一の電撃を受けたが、そんなに長い間気を失っていたのだろうか。
隣のベットに目をやる。姉の姿は無い。っていうかベットのシーツに乱れがない。<きっと姉さんは騒ぎになる前に気がついたのだろう>と茜考えた。
<はぁ…姉さんはいいな…ダメージの回復も早いし、力もあるし、私と違って胸も大きいし…>と、最近よく思うようになった。<それに、今日も誠一先輩とヤらせてくれなかったしなぁ>モヤモヤと胸中に現れる姉に対する嫉妬。嫌悪感。
そこに、才栄がやってきた。別に、見舞いにやってきたというわけではない。
「よっ!目が覚めたか?」
「何?、見舞いに来たの?あたしに犯されそうになったのに?」
「違う。お前よく鈴木さんの事追っかけ回してるだろ?彼女についてちょっと教えて欲しいんだ。」と、いう訳で保健室に来たのだった。
「ふぅーん…何?あんた誠一先輩の事好きなの?」
「うん」才栄は別段隠しもしなかった。
「あんた体を液体に出来るんだから、のぞきでも何でも出来るでしょ?ドアの間の隙間からでも入って」
「いいだろ。俺の恋愛だ。俺のやり方でやらせろ。」「ま、誠一先輩かわいーからねー」と、言った後茜はこんないたずらを思いついた。
「それじゃあ、さっきの続きをしてくれたら教えてあげる。拘束具は無しでね。」もちろんいたずらのつもりだから本気では無かった。しかし才英がもし望むのであれば、ヤってあげるつもりでいた。そして才英の返答は…

「そういや、碧先輩を御堂先輩が抱えていったけど?」
才英が茜の問いに答えず話題を変える。
「そう・・・御堂先輩、正面からなら姉さまに敵わないから、動けないうちに犯すつもりなのね・・・」
まるで何でも無いように答える茜・・・
「実の姉だろっ!・・・何とかしないのかっ!?」
「私達だって、好き放題皆を犯してるのよ・・・当然の事だし、減るもんじゃないしね」
絶句する才英にさらに茜は続ける。
「姉さまが連れて行かれたって事は・・・此処にも私を犯しに来る人間が来るわ・・・どう、参加する?」

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