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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 73

その誠二の後ろから少女が顔を覗かせた。この少女も裸であった。
少女は若干誠一より背が高く、童顔、巨乳と誠一の女の子の時と同じような感じであった。
「ふみゃぁ!、お兄ぃら〜!・・・」
舌足らずな喋り方の少女はにっこりと笑い、誠一に抱きつき惜しげも無く乳房を擦り付けながら頬擦りする。
この少女が鳳晶である。
「晶、せーじクンとエッチしてたのら〜・・・お兄ぃもするぅ〜?」
誠一にしがみ付きながら無邪気に聞いてくる晶・・・このバカップルのペースに乗せられていたら話が進まない。
とりあえず2人から身体を離し、息を整えて言った。
「とりあえず・・・お前ら服着てこいっ!」

「ったく、緊張感がぬけちまったな…」「でも、あんまり張り詰めすぎるんも、ええことないからね」奈々子は二人の行為を見て、興奮しているようだが、誠一は無視した。彼の頭を離れない嫌な予感はそんな感情を寄せ付けなかったのだ…
         そのころ、陸童刀機は、学園の屋上の一角でカナンに膝枕され眠っていた(いつもこの顔で居てくれたらいいのに…)穏やかに眠る刀機を見つめながら、カナンはそう思っていた。しかし、それはつかの間のことだった…刀機の顔が険しくなる「俺になんのようだ?」近づいてきたのは、なんと才英であった…
「よく気付いたね!陸童くん」刀機は立ち上がり、カナンを下がらせる。「それだけの殺気を迸らせていればな」ダッダッダッ…「一人で動くなっつったろ!才英」上がってきたのは理人だ…「おまえが立花理人か?」「ん?!」理人は刀機のほうを見遣った「おまえは?」「会長の男だよ…一生、公主の呪縛からは逃れられない狗だよ!ははは」「おまえは黙ってろよ!偽者」理人は既に気付いていたのだ…「主姫とやったらしいな?俺ともやるか?」
「そのつもりだ…公主に勝るとも劣らないと言われる、その実力見せてもらおうか?」理人は言うや否やリミッターを解除した…それは意図的なものではなく本能的なものであった「おもしろい…貴様の力を見せてもらおうか!狂戦士!!」回りには何十人ものギャラリーが集まりだしていた…

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