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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 3

薄れゆく意識の中、茜は悪魔のような笑みと共に奈々子にランチャーを突きつけた。奈々子は全弾しのいだかに見えた。が、実際に茜が発射したのは6連発×2の内『11発』つまり…「死なばもろともォ〜ッ!」銃身炸裂おかまいなしに、茜が最終弾を放つ!爆炎に包まれるふたり、そして俺もまた、閃光と衝撃に意識を失った…。
「おっ・・・気付いたか」俺が目を覚ますとそこは保健室だった。ベットで寝る俺の横に少し煤だらけになった奈々子と六錠要が座っていた。あの程度なら奈々子は無事だろうが、俺の方はそうもいかない。恐らく要が助けてくれたのだろう。要の能力は『加速』10秒間だけだが、その間なら新幹線並みの速さで移動できるのだ。「・・・悪いな、要」「いいってことよ、気にするな・・・それより邪魔者は消えるぜ」そう言って手を振ると要は保健室から出ていった。奈々子を見ると、160cmの俺より大きな身体を丸めしょげかえっていた。
「堪忍して・・・ウチ、誠一守らなあかんのに・・・」「いいさ、ナナはいつもよくやってくれてるよ」そう言いながら俺は身体を起こすと制服が変わっている。慌てて下を見るとスカート・・・女物の制服になっていたのである。「・・・それしかなかってん。」泣きそうな顔で言う奈々子。大柄な奈々子のその姿は可愛くすらある。「せやけど、誠一・・・めっちゃ可愛いなぁー」俺を見つめていた奈々子が頬を赤らめながら迫ってくる。そう、俺と奈々子は肉体関係があるが、男のときは俺が責めで、女になると奈々子が責めに回るのだ。
しかし抗議すべき所はしなければなるまい。声の出演:林原めぐみ…なのが辛いところだが。「つーか奈々子てめえ、コレわざとだろ?」と、女生徒用の制服を示す。ベット脇に畳まれた学生服は大して痛んでいない。
おまけに下着まで女物になっている・・・まあブラに関しては、以前はつけていなかったが、結構豊かな胸はゆれると痛い。だからしぶしぶと着けるようにしたのだが。そしてしかも、制服のスカートの丈はかなり短い。ここの学校は制服が可愛いことで有名で、今の俺の姿はどこをどう見ても女子高生にしか見えない。目を潤ませて似合わないぶりっ子のふりをする奈々子に、俺は出来るだけ低い声でもう一度言った「・・・わざとだな・・・」俺は掌に意識を集中するとバチバチとスパークが起きる。それを見た奈々子の顔が引きつった。

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