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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 2

しかし俺も毎日この『ふたなり少女』に引きずられてるわけではない。俺もコイツも超能力科の生徒である・・・それなりに対処法がある。「いいかげんにせんかいっ、ゴルアーッ!!」俺は茜に電撃を食らわせる。普通の人間なら数十回は死ぬ電力も茜は気絶する程度なのだ。その時、俺は自分の身体を確認して慌てる。胸が大きくぼよんと膨らみ、イチモツの感触も消滅している「やべっ・・・」ここ数日立て続けに茜の襲来を受けていたせいで、力を使い果たした俺は女の子に変身してしまったのだ。
俺は女の子になると普通の人をしびれさせる程度の電撃しか出ない。したがって力が回復する数日間、茜を抑えることはできないのである。俺の力は男にならないと最大の力は発揮しないし、月のモノが来ると強制的に女になって力が使えない難儀な体質なのだ。丁度そんな時に俺に最大の助けがやって来た。同じクラスの吉良奈々子がやってきたのである。K点越えの(1m)巨乳を持つ奈々子は、目下のとこ俺の彼女で、怪力ふたなり少女に対抗できる存在なのだ。
「誠一、また女になったんや。ええなあー、元がええからごっつう可愛いでぇー」そう言って奈々子は俺の胸をもみもみと触りまくる。大阪出身のショートカットの元気印の少女は、話していると漫才のようで面白いし、意外と女らしいところもあるのだが、普段はこんな調子なのである。なぜ奈々子が茜に対抗できるかと言えば、奈々子の力は『リフレクト』つまり物理的な力を反射する能力なのだ。だから茜にとっては天敵なのである。「こんなに可愛いのに勿体無いで。女の子の制服着てみいやー」「遠慮しとく、俺は男だ」
…すさまじい殺気。いつの間にか、息を吹き返した茜が、対・奈々子用のエモノを構えて立ちはだかっていた。40mm6連グレネードランチャー、しかもそれを2丁拳銃のごとく構えている。物理攻撃が効かないとはいえ、爆風まで完全には防ぎきれまい。
茜は欲情してギラギラした目で俺を見ている。今の俺は全くもって無力だ・・・茜は理性を失い、一般生徒に被害が及ぶ事など忘れてしまっている。「今日こそ・・・先輩を・・・犯す・・・」恐ろしげな笑みを浮かべた茜は両手のエモノを一気にぶっ放した。しかしその瞬間、177cmもある奈々子の大柄な身体がまるで疾風のように動き、どこからともなくハリセンを取り出すとグレネードを天高く弾き飛ばし、全てのグレネードが空で花火のように爆発する。奈々子は茜に突進すると強烈なハリセンチョップを脳天に食らわせたのである。

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