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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 20

「北川クン!その子の手当まかしたぞ!」誠一たちは行ってしまう。皆、えっ?何で?という顔をするが、構わず保健室から追い出してしまう…。それまで虚勢を張っていたのだろう、茜がベッドに倒れ込んだ。「ぐ…」茜の右腕には無数の散弾が食い込んでいた。「…撃たれてるじゃないか!」才英は自身の右腕を液化させ、傷口にまとわりつかせた。
「寮の部屋まで運ぶよ・・・」
何で自分が・・・と思いながらも、足まで撃たれ歩くのもままらない茜を抱え才英は保健室を後にしたのだ。

・・・その頃、誠一と夜栄は夜栄の部屋に着いていた。
「まあ、男物の服・・・用意していてよかったぜ・・・」
服を脱ぐ夜栄。身長もこの年代の男子として平均ぐらいで、眼鏡を取った夜栄は精悍な表情、そして身体も鍛え上げられた精悍な身体、そして股間で自己主張する男根は立派な物だった。
男の時、自称160cmの小柄で白く華奢な身体。中性的な美少年で、まるで中学生になりたての年頃に見える童顔。逸物も皮は向けていたが、男の夜栄とは勝負にならない。
少し、自己嫌悪に陥る誠一に気付いた夜栄はにやりと笑いながら言った。
「いいじゃねえか・・・どうせ俺の『妻』になるんだろ・・・」
「おいっ!・・・俺は男だ・・・それに許婚の話だって立ち消えしただろっ!」

誠一の抗議に夜栄は笑ったまま誠一を押し倒す。無論、誠一が夜栄に力では全く叶う訳がない。
「俺にとっては可愛い未来の妻だよ・・・だから女の子と付き合うのを黙認してるんだ・・・まあ、1ヶ月あるんだ、俺を忘れれないようにしてやるよ」
夜栄は誠一の唇を奪い抱きしめる・・・それは、本当に愛しい者を抱きしめる優しさに溢れていた。


・・・一方、要、絵里子、奈々子の3人は御堂先輩と碧をようやく探し当てた。
「・・・どうする・・・あれ?」
「・・・どーしよ?」
困惑する3人。それもそのはず、3人の目の前で裸で絡み合う御堂先輩と碧は、まるで恋人同士のように睦み合ってるのだ。
碧は犯されたぐらいでどうかなる人間ではないし、むしろそれを楽しむ方である。
普段は襲われるより襲う方が趣味に合ってるので、御堂先輩に抱かせることはないのだが、御堂先輩のなかなかの逸物の感触に楽しんでいた。
「放っておこうか?・・・」
「邪魔しちゃ悪いし・・・そうしましょ・・・」
3人はそう言いながらその場を離れたのだ。

所変わって茜の部屋。こちらは色気のかけらもない。茜のモーゼル拳銃、旧式ゆえタマはお手製しかない。才英はそのお手伝い、というかパシリだ。昼間の銃撃戦で大量に鹵獲したトカレフ拳銃のタマ(寸法がモーゼルと)をバラして火薬を詰め直す作業を手伝わされていた。

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