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がくにん
官能リレー小説 - 学園物

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がくにん 39



影介は双樹の秘部へと指を走らせる。薄めの繁りを越えると、蜜を湛えるそこへと辿り着いた。
ピッタリと閉じた割れ目に指を這わせ、少しずつ力を入れて割れ目の中へ指を埋没させていく。

くちゅ……

「あ、はっ!!」

凄まじい快感が双樹の全身に伝わり、思わず声を出してしまう。
双樹の声に拒否や嫌悪が無い事を確認すると、影介は指の動きを速めて双樹に更なる快感を送り込む。
双樹が快感に翻弄される中、影介は自己主張を始めた双樹の陰核に触れる。

「ひゃぅっ!?」

今までよりも甲高い声を挙げて喘ぐ双樹。突如体を襲った鋭い快楽を受け流し切れずに意識をやりそうになる。
何とか意識を保つが、影介が右手で陰核を弄りつつ新たに左手を陰唇へとやって更に熱の篭った愛撫を双樹に施す。

「あ、はっ、ふぅぅっ!
ん、んあっ!あうぅっ!」

次から次へと全身を駆け巡る快楽は双樹を徐々に高みへと押し上げていく。
汗を浮かべながら体を震わせて影介の愛撫を受け入れる双樹。そして影介が陰核を人差し指と中指で強く摘み上げる。

「あ、ああぁぁぁぁ!!」

あまりの快感に耐え切れず双樹は遥か高みまで一気に昇り詰める。一際強く体が反ったかと思うと、糸が切れた人形の様にベットに沈み込んだ。

「はぁ……あ、ふぅ……」

微かに体を震わせながら呼吸を落ち着かせようとする双樹。汗を浮かべながら目を閉じ、胸を上下させながら息を吐くその姿は美しき女神を思わせる。

「双樹、大丈夫……?」
裸でありながら一切の嫌らしさを感じさせないその裸体を暫く見ていたい気分だったが、その気持ちを抑えて愛しい少女の頬を撫でながら優しく声をかける。

「気持ち良くて……頭が真っ白になっちゃいました……」

はしたなく声を挙げて達してしまった恥ずかしさからか、頬を赤らめてそう答える。

影介は少し迷う仕種を見せたが、やがて決心した顔を見せると口を開いた。

「その……双樹、君を抱きたい。……良いかな?」

双樹は穏やかな笑みを浮かべると

「はい……私も影介君と一つになりたいです……」
と答えた……。

「双樹……出来るだけ、優しくするから……痛かったら…爪立てて、良いから…」

それが年頃の影介ができる最大限の譲歩だった。

「はい…」

双樹の強張った笑みを見つめると影介は己自身を当てがい、ゆっくりと双樹へ挿入れていく。

「っんぅ……くぁ…」

未だ先端が入っただけなのだが、双樹は目を見開き痛みに耐える。しかし、影介の侵入を拒もうとはしなかった。
必死な双樹に影介は少しでも気が逸れればと、優しく唇を重ねる。

しばらく緩慢な侵入を続けた影介は、双樹の壁へと辿り着いた。

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