更紗百人斬り! 7
私に女の悦びの極みである絶頂を知らしめ、そして敗北の屈辱を味合わせた男。
私は不敵に微笑み、背の高い真人を舐めるように見上げた。
リベンジも面白いかな。決めた……17人目。
「どこでするのがお望み?」
私が挑戦的に肯定の言葉を放つと、真人はそう来なくっちゃと笑う。
真人は、私の前を歩き、ついて来いと促した。
*
私が真人に連れて来られたのは、バスケ部の部室だった。一言で済ませば乱雑。積まれた成人向け雑誌の山やイカ臭さは、嫌でも男を感じさせる。今は部活動中という事もあり、人気なく、整然としている。
思えば、前の勝負の場所もココ。ココのシャワールームで、身体中水浸しになりながら、私は……
思い出すと、身体の芯から熱さが蘇ってくる。でも、不思議と頭の中は水を掛けられたみたいに冷めている。
あの日の雪辱を果たすべく、私はもう臨戦態勢だ。
真人は、私を羽交い締めするように背後から抱き締めてきた。
「はぁ……お前ホンット抱き心地良いよなぁ。柔らけ〜」
真人は私の耳を吸い上げながら、撫でるような手つきで私の身体を弄る。女に慣れているだけあり、その愛撫は巧みで、私は撫でられる度に鼻から溜め息にも似た息を漏らす。
真人は私のおっぱいを持ち上げるように掴み、下から揉み上げてくる。
「オッパイでけ〜♪ すんげー弾力」
真人が私のおっぱいを強めに握る。私は息が詰まり、思わず真人の手に自分の手を添えた。
「感じてっか?」
私の耳元で囁く真人に、私は不敵に笑う事で応えた。結構キてるかも。
「良いよなぁ〜強気な女は。お前みたいな良い女、今までいなかったかんな」
真人は私の心情を知ってか知らずか、さらに愛撫を続けてくる。優しかった手つきは徐々に強さを増し、強弱もつけられて私の快感を高める。
私もやられてばかりじゃない。ズボンの内から既に硬く聳える真人の分身に腰を擦り付けていく。
腰やお尻に当たる硬い感触。私は柔肉を押し付け真人の分身にも刺激を与える。淫靡な私の腰使いに、真人の分身が小刻みに震えているのが分かる。
「へへっ……そう来なくっちゃな」
真人は私の首元に手を掛け、リボンを解く。近くの机にリボンを置くと、真人は私のシャツを脱がしに掛かる。
その動きは手慣れており、私はあっという間にブラまで外され、上半身は纏うものをなくした。
真人は私の身体を見て卑しく笑うと、今度は正面から私を机に組み敷いた。
真人の顔が私のおっぱいに近付き、息が掛かるのが分かる。 真人は私のおっぱいにキスすると、乳輪の周りを丹念に舐め回してくる。焦らすような舌使いに、私はむず痒いような快感を覚える。私の息は甘く、荒くなっていく。