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更紗百人斬り!
官能リレー小説 - 学園物

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更紗百人斬り! 15

「ところでパパ、今日は何処に行くの?」

「あ、ううん。更紗にとっては社会勉強になるかもしれないかな」

「ふ〜ん、そうなんだ」
(何処に連れて行かれるんだろう)



私は、都会の喧騒につつまれるビルに来ている。

(パパのスタジオだよね?)

「もう、折角のお出かけだから買い物かと思ったのに」

「まぁまぁ、そう怒らないで。中に入れば解るよ」

私はうまく言いくるめられてしまう。取り敢えず中に入って見ることにした。

「監督お疲れ様です」

「お疲れ様です」

道行くたびに職員の人達が挨拶してくる。パパの表情を見るといつの間にか仕事をする男の顔になっていた。

「更紗こっちだ」

1番奥の部屋に連れていかれ、中の人を確認すると、絶句してしまった。

そこにはベテランAV女優の
高嶺優奈(たかみねゆうな)がいた。

「あら、更紗ちゃん久しぶりね、フフフ」

「お、お疲れ様です」

度々逢ったことはあるが、いつみても絶句してしまう。

「では、更紗。業界の先輩にいろいろ聞くんだぞ。優奈さんよろしくお願いします」


パパの言葉を微笑みで返す。

ここで高嶺優奈について説明しよう!

別名『さそり女』
さそりは、繁殖期になると3日以上に渡って交尾をすることから某国(四千年の歴史があるところ)では「精力」の象徴とされている。

一度くわえた獲物(お○ん○ん)は、イクまで離さない、かなりの精力絶倫の持ち主である(噂だが、腹上死させたこともあるとか、ないとか……)。

35歳とは思えないくらいの美貌と肉体を持っているので、世の男性を虜にしている。
パパと寝た事もあるって噂だけど……
私は単刀直入に彼女に話しかけた。

「どうして、この業界に入ったんですか?」

パパから聞いた話しだが、頭脳明晰で出来る女である彼女が、何故この業界を選んだのか謎だった。

「あら、いきなりなのね。どうして入ったか教えてあげる。私には高校から付き合っていた彼氏が居てね……」

どうやら、付き合っていた彼氏が交通事故で亡くなってしまったことから話しが始まった。

「彼ったら性技が上手くてね、虜になってたのよ。なんていうかあの人無しでは生きていけないくらい開発されたわ。心も」

彼の体が忘れられずにいた。何より体が欲していたため黙っていられなかった。

「世の中に沢山男がいるんだから、彼と同じ人がいると思って風俗で働きながら見つけようって思ったの」

風俗で働いていたが、なかなか見つけられなかった。場所を変えてみたりしたが、全然駄目だった。

「ふと、街を歩いていたらあなたのお父さんにスカウトされたのよ。まさか、私がAVに出るなんて!って思ったわ」

今になって見れば、大御所AV女優の地位に居る。そのまま風俗を続けていれば決してなれない地位である。

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