奴隷調教学園 282
「次」
全裸の女が木の幹に次々と縛り付けられ、焼印が捺されていった。
そのたびにくぐもった悲鳴が聞こえる、そして縄をほどかれると皆その場に崩れ落ちた。
最後に吉野の番が来た。
「吉野……」
手首を木の幹に繋がれようとしている吉野に声をかける真一。
「真一様に印を付けて頂くなんて、吉野は幸せ者です、そんな悲しい顔はしないで下さい」
真一は吉野の唇に自分の唇を合わせた、お互い舌先を絡めあう熱烈な口付けだった。
吉野の口内には先ほどまで肉便器として使われていた名残がかすかに有ったが真一にはその様な事はどうでも良かった。
「良いですか、真一さん」
後から教師の声がかかった。
「はい」
吉野の口にタオルがかまされた。
男が真一に焼印を手渡した。
「じゅっと音がしたら、いちに、と数えすぐに離すんだぞいいな」
真一は 「はい」 と答えたが焼印を持つ手は震え顔面は蒼白だった。
「やりなさい、待っているのもつらいのよ」
教師の言葉にはっとなる真一、焼印を持ち上げ吉野の尻に近づけた。
じゅっと残酷な音がした、吉野の身体が鞭の様にしなった。
焼印が捺された尻は真っ赤に焼けていた。
「ご苦労様、さあ縄をほどいてあげてね」
吉野は真一に抱かれて地面に寝かされる。
吉野の腕が真一の首に回された、もう一度激しい口付けが始まった。
二人とも泣いていた。
それを取り巻いていた学園の生徒達ももらい泣きをしている。
やけど痕に抗生物質入りの軟膏を塗っている生徒達に向かい教師が話し始めた。
「皆さんに良い知らせと悪い知らせがあります」
「えっ?」
「島から帰る船が出るのはあさってです、それまでは自由時間という事です」
「わああっ、ラッキー」
「ですが、学園の二学期には間に合いません、当然お仕置きです」
「ええっ、でもそんな事初めから分かって……」
「仕方ないのよ、これが奴隷の運命なんですからね、それに私もきっとお仕置きです」
「先生もですか」
「ええ、私も奴隷ですからね、つらいけれどこれからも頑張りましょうね、皆さん」
「はい、先生」
教師はにこっと微笑むと言葉を続けた。
「でも今夜はお礼奉公よ、奴隷としてたっぷりと性交奉仕しなさいね」
「はい」
林の中、朝方まで生徒達のあられもないあえぎ声が響き渡った。
その声には昨日までの悲しさは無く、心から性交を楽しむものだった。
吉野は何度も何度も真一に抱かれた、もちろんその間に他の男も受け入れてだが……