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奴隷調教学園
官能リレー小説 - 学園物

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奴隷調教学園 275

吉野はこくんとうなずくとごくごくと飲み始めた。
その後、一枝と美代の口を使いペ○スを清めた。
「どうする」
吉野はつらそうに 「ペンションに帰ろ」 と言い、丘を下って行った。
四人は黙って迎えの車を待った。

夕方のほてった肌に海風が心地よい、四人は糊の利いた浴衣に身をつつみペンション前の砂浜で花火をしていた。
ろうそくを砂に立て、次々と花火に火をつけていく。
「わあ、綺麗」
手に持った花火の先からシャワーのように火花が流れ落ちるとその光の中、吉野達学園少女の美しい顔が夕闇の中浮かび上がる。
しかし吉野の横顔に昨日のような屈託の無い笑顔は無かった。
憂いに満ちたその顔は、大人びた美しさを持っていた。
「忘れろよ」
真一が声をかける。
「……う……うん……」
真一は髪をアップにした吉野のうなじに口付けした。

「ねえ、吉野もうそろそろお部屋に戻ったら、私達もう少し花火してるね」
「うん」
吉野は立ち上がり真一の腕を取った。
「真一様、吉野を抱いてください、めちゃめちゃにして下さい」
真一は黙って吉野の唇をふさいだ。

しばらくすると一枝と美代の耳に吉野のあえぎ声がかすかに聞こえ始めた。
二人はしゃがんでその声を聞いていた。

美代が唐突にこう言い出した。
「ねえ、肉便器小屋に行って見ない、何か差し入れしようよ」
「二人で?」
「うん、ばれたらお仕置きでしょ、吉野を巻き込んじゃかわいそうだから」

美代と一枝は桟橋近くにあるコンビニでお菓子や飲み物を買い込むとレンタルサイクル店で自転車を借り島の反対側にむかった。
浴衣の裾をおはしょりした二人の白い太ももが暗闇の中にうっすらと見えていた。
島の海岸線には舗装道路が整備されている、その道を使えばそれほど時間をかけなくても工事現場につけるだろう。

二人は工事現場の手前に自転車を隠すと、林の中に入っていく。
そこにはプレハブの小屋があった。
その中からすすり泣きが聞こえてきた。
中にいる三人にとって今までこれほどひどい目にあった事は無かっただろう。

美代がドアをノックする。
「はい、おトイレですか、それとも性交ですか」
中から悲しい返事が聞こえてきた。
「学園の生徒です」
「えっ!」
ドアが開いた。
美代と一枝がそこに見たのは床一面に敷き詰められた藁、そしてその上に横たわる三人の全裸の女。
小屋の隅にはおトイレの跡があった。
ここにはおトイレが無い、したくなったら小屋の中でしなければならない。
「あなた達、どうして」
年長の肉便器が怪訝そうに訪ねた。

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