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奴隷調教学園
官能リレー小説 - 学園物

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奴隷調教学園 273

お互いにおしっこをしあった三人はちょっと照れた笑顔を見せていた。
周りにいる人々にはクリニングスしあう淫乱女子高生にしか見えなかっただろう。

夕方ペンションに戻り、オーナー一家との夕食が始まった。
「君達。学園の生徒さんだろ」
「はい、奴隷調教学園の高校二年に通っています」
オーナーは新鮮な海産物料理を四人に勧めながら思わぬことを話し始めた。
「そういえば一週間前にも学園の生徒さん達が来たなあ、でも初めから裸だったよ」
吉野はお刺身を口に運ぶ途中の手を止めた。
「裸?」
「そうそう、それに髪の毛が綺麗に剃られていたな」
「……」
皆、それが何なのだか理解した。
「……」
三人とも黙り込みうつむいてしまった。
三人に代わって真一が質問した。
「何人でしたか、それと今どこに」
「三人だったかな、多分島の反対側、新しい港の工事現場だと思うよ」
吉野の瞳からぽたぽたと涙が流れ落ちていた。

真一は吉野の肩を抱き 「仕方ないよ、奴隷だから」 と慰めるのだった。

「私達が楽しく遊んでいる同じ時、同じ島のどこかで肉便器調教を受けている学園の生徒達がいるの……吉野つらい……」
肉便器調教のつらさは吉野達も耳にしている。

それから四人の間に無口な時間が流れた、そしてそのまま部屋へと戻った。
一枝と美代が一つのベッドへ、吉野は真一に抱かれもう一つのベッドに横たわった。
「見に行くのか」
真一がささやく。
「肉便器調教されている生徒達と合うのは駄目みたい……」
「じゃあ」
「……でも……」
「遠くから見るか」
「うん、あーあ、つらいな、今頃お酒の入った男達の欲望を処理させられてるよ」
真一は指先で吉野の涙をぬぐってあげる。
「夏休み中ずっとだよ……ずっと裸でおしっこと精液の処理だよ」
「もう言うな、俺が抱いててやるから寝るんだ」
「はい」

次の日、ペンションのオーナーに事情を話し、双眼鏡を借り車で現場の良く見える所まで送ってもらった。
「帰りは」
「携帯は有るかい」
「はい、これですけど」
「その機種なら使えるよ、連絡してくれればむかえに来るから」

四人はオーナーに言われた通り細い坂道を登り見晴らしの良い丘の上に出た。
眼下数百メートルに工事現場が広がっていた。
「あの小屋かしら」
一枝が工事現場から少し離れた林の中を指差した。
吉野が双眼鏡を覗く。
吉野の視野に全身の体毛を剃られた少女が三人何をするでもなくたたずんでいた。

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