PiPi's World 投稿小説

奴隷調教学園
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 218
 220
の最後へ

奴隷調教学園 220

新しい世界に旅立つ時、古い何かを捨て去らなければならないのかな……ぐすん
真夏の涙がかれたその時、彼女は今までの世界と決別し本物の奴隷となった。
大学四年にとって最後の半年はとても重要だった。

もう一度奴隷とは何かを身体に叩き込む事、商品である身体の美しさに磨きをかける事、そして御主人様の気まぐれな仕打ちに耐える心と身体をを得るために特別調教が行われる。

二学期の初め、卒業予定の六十人が裸で引き立てられていく。
大学構内を下級生の視線の中、連れて行かれる先は地下牢だった。
校舎の裏にある鉄製の大きな扉が開かれた、石積みの階段が深く暗い地の底へ続いている。
階段の終点、少し広くなった通路を挟んで鉄格子のはまった牢獄が六室あった。
「今日から奴隷市場の日までここから出られません」
教師が強い口調で言い放った。
「日の光を浴びられないあなた方の肌は、透き通るように美しくなるでしょう、今夜から始まる拷問はあなた方を素直な奴隷にするでしょう」

教師は手にした鞭を彼女達の尻に与えながら、まるで家畜を追い立てるように十人ずつのグループを作っていった、そして各々を牢獄の中に追いやった。
彼女達は皆無口だった、中には瞳に涙をたたえた者もいたが、おおむね冷静だった。
それはこれから行われる拷問がどの様な物かを知らないせいだった。

「それから食事はすべてこちらでコントロールします、半年後には理想的な身体になっているでしょう」
そういい終わると教師はその場を立ち去った。
彼女達は改めて牢獄の様子見回した、真ん中に小さな四角い穴が開いている、これがトイレだった……壁に蛇口が一つ、そして手首を拘束する金具のついた鎖が人数分、石造りの壁から垂れ下がっていた。
床は板張りで、彼女達はここで睡眠を取らなければならない。
室温は十分高く、裸でいる事が苦痛になることは無かった。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す