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奴隷調教学園
官能リレー小説 - 学園物

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奴隷調教学園 103

明が次に目を開けた時、そこは病院のベッドであった。
腕には点滴のチューブが、そしてベッドの脇には幸が心配そうな表情で座っていた。
「あれ、俺は……」
「お医者さんは、腎虚だと言っていました、一周間は安静だそうですよ」
「……腎虚……か……」
しばらく沈黙が続いた。
「おりんご食べますか」
幸が器用にりんごの皮を剥きながら、明に尋ねた。
「ああ、いただこう」
「これ、今日の昼ごはんなんですよ、私の、うふっ」

「……」しばらく意味が分からなかったが、次第に記憶がよみがえってきた。
「ああ、果物……」
明は幸から受け取ったりんごを、しゃりしゃりとかじりながら
「退院したら、飲ませてもらうよ」
「はい、楽しみにしていますね」
幸の顔がぽっと赤くなった。

学園に新しいルールが出来た、男性教師の性交回数制限法である。
一日三回を上限とする、これは射精をもって一回とする、との付帯項目つきだった。


今までの男性教師は、完全に学園から逃げ出してしまったが、今回は幸と言う恋人がいるため、教師を続けたいとの申し出がありこのような措置となったのだ。

しかし、今回の事件はもう一つ学園からの処置が出ている。

奴隷の身分でありながら、主人が倒れるまで己の快楽を求めた幸への罰の執行であった。

明が目覚めたことにより、罰はついに執行されることになった。
学園祭での千恵子と碧の出来事以来、幸のように処女を散らす生徒が後を絶たない。

学園としても放置しつづけるわけにもいかない。
今回はみせしめもかねた罰が幸におこなわれる。


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