伝説の痴漢男 5
「ひひ・・・今日はちゃんと、お前のナカに出してやるからな?」
俺が耳元でささやくと、
「ひっ・・・ひどい・・・こんな場所で・・何であたし、あたしだけこんなヒドイ目に・・・」
カオリは目に涙を滲ませながら、自身の不遇を嘆くのだった。
けっ。
なに言ってやがる。
「いまさら泣いて見せたってな、お前のココは、さっきからもうとっくに嬉し泣きしまくってるじゃねーかよ?」
俺はあざ笑いながら、カオリの体液に濡れて糸を引く右の指先を見せ付けてやる。
「ゆるして・・・ゆるしてください・・・・いや・・いやなの・・・ん、んあッ」
泣きながら訴えるカオリにかまわず、俺はニット越しにこの女のブラをたくし上げて、伸縮性のあるストレッチ素材のニットシャツにクッキリと浮かび上がった両乳首を、さらに執拗に責め立てる。
「いや、いや・・・やぁン・・・・ンッ」
弱点をくすぐるように刺激されて、カオリの唇の端から流れ出たヨダレが、頬を伝う涙の流れとひとつにつながってゆく。
乳首への刺激をこらえようとこの女が腰をよじれば、自然と女の暖かい尻が俺のモノを刺激する。
女がもじもじと脚をすり合わせている中心から、かすかに、にちゃ、くちゃと湿っぽい音が聞こえてきて、この女がどれほど感じているのかを伝えてくる
そして俺自身も、このままではまたもや暴発してしまいかねないくらいいきり立ち、先走りの涙を先端にあふれさせてしまっていた。
このまま今日も昨日の二の舞では、俺の痴漢伝説に傷が付くというものだ。
俺は意を決して、股間に手を添える。
「・・・だめ、だめだめっ・・・挿れちゃあだめっ、だめえええ、えぐう゛っ・・・」
大きな声を上げようとするカオリの口元を、俺の汗ばんだ手がふさいだ。