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孕ませ温泉
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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孕ませ温泉 1

「大当たり~。特等の3泊4日間秘湯旅行!」
タダシは、商店街でもらった福引券で、暇潰しに福引きしたらなんと、特等を当ててしまった。
商店街の人もまさか初日に大当たりが出るとは夢にも思っていないようで、当てたタダシよりも驚きアタフタしている。
 帰宅後
「母さん、福引きしたら当たっちゃった」
タダシは頭を掻きながら母親の千夏に温泉招待券を差し出す。
「嬉しい!温泉に行けるのね」
満面の笑みを浮かべ、タダシに抱きつく千夏。若くしてタダシを産んだ千夏は、よく姉と間違われている。
「でもこれ、4名様ご招待なんだけど」
タダシが言うと、千夏は券をまじまじと見ていた。
翌日の学校
「なあなあ、お前温泉招待券当てたんだって?」
昼休みに親しげに声を掛けてきたコイツは悪友の優太。
耳が早いなと溜め息をつきながら
「ああ。でも4名様なんだ。だから困ってて」
タダシは千夏と2人暮らしだから、あと2人の宛はなかなか思い付かないでいた。
「じゃあさ、俺と母ちゃん連れてけよ」
何いきなり言うんだ?コイツは。
「何でお前なんか」
というタダシに、被せるように優太。
「俺さ、お前の母ちゃん好みなんだ。だから食べさせてくれよ」
まるで温泉で出るご馳走でも食べるように言い放つ優太、
「馬鹿じゃね?」
短く一蹴するタダシに、
「俺の母ちゃんお前にやるから、母親交換だな。良いだろ?」
優太の母親梨樹ははっきり言ってオバサン、だ。千夏とは正反対の至って平凡な。
「駄目に決まってるだろ」
有り得ない。母親を交換?何言ってんだ。 
帰宅後
「梨樹さん達と行くことになったからね。」
千夏の言葉を聞きタダシは持っていた箸を落とした。
一瞬、何を言ってるか分からなかった。ポカンとするタダシに
「何馬鹿な顔してんの?温泉旅行よ」
千夏は、タダシが当てた温泉招待券の残り2枠に、梨樹を誘うことにしたらしい。ということは、優太も行くだろう。

どうやらタダシが当てたのは噂になっているようだ。千夏が決めたことに反対も出来ない、タダシは仕方なく頷くしかなかった。
こうなっては、優太が千夏におかしなことをしないように目を光らせるしかないだろう。

旅館内
「いい湯だったわね」
浴衣姿の千夏と梨樹が戻って来た。浴衣姿の千夏は息子から見てもいい女だから、優太が目を付けるのも無理はない気がする。
「じゃあ、俺達も入って来るわ」
優太が先立ち、タダシの背中を押しながら部屋を出た。
「さてと、作戦会議だ」
優太はザブンと温泉に浸かりながらタダシに話し始めた。
「夕飯でしこたま酒を飲ませて酔い潰すからな。協力しろよな」
優太はタダシが協力するのは決定事項のように話し始める。タダシには了解した覚えは全く無いのだが。
「んで、俺は千夏。お前は梨樹。今晩一晩で貶さないと大変だからな。分かってるか、タダシ」
無反応でいるタダシに苛ついて来たらしい優太が声を荒らげた。幸いにも2人以外は誰もいない。
一応2部屋に別れているが、食事はタダシの部屋で一緒に食べることになっている。しばらく綿密に計画を詰めた。

夕飯時のタダシの部屋

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