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転生して・・・
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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転生して・・・ 10


息を詰まらせたのちに奴は大声で泣き出した。

この手の奴は痛みとかには強いけど強いショックには弱かったりする。

胸部を強打されたショックでみんなの前で大泣きをはじめ、ようやく駆けつけた先生に取り巻き達は俺がやったと言いつけていた。

先生は泣き虫がそんなことをしたなんて信じられないといった様子だったが、その後は恒例の「仲直りの握手」である。

ようやく泣き止んだ奴が渋々差し出す手を俺が握る。いつもと逆の状況だった。

それがすんで先生が離れると俺は奴の耳元でささやいた。

「俺以外に手を出すと殺すよ?」
幼稚園児なんて猿と変わらないレベルだ。
こっちが強いと解ると絶対に手を出したりしない。
別に力を見せ付けてガキ大将になろうなんて全く思わないが、もう何時もどおりの生活をしていても俺の言葉に怯えを見せたコイツはもう俺に手を出してこないだろう。
これで当分ゆっくりと他人と関わらない生活に戻れる訳だ。

そして家に帰った俺。
「たっくんおかえりー」
沙菜が満面の笑顔で俺を迎える。
俺は真っ直ぐに沙菜の所に走ると彼女に抱きつく。
そして、沙菜の唇に自分の唇を重ねた。
これは旦那が単身赴任だからできた事だ。
2人きりの生活になってまずしたのは彼女を気遣う事。
「ママ、さみしくないの?」
そう言い、母親を気遣う息子として振舞う。
何もできないのに母親の為になにかしようとする。
いつも甘えたなのにいつも以上に甘える。
そう振舞うと沙菜は俺が可愛くて仕方がない様子だった。
それに旦那のいない寂しさが丁度俺のそんな行動で埋まるようだ。
それ故か、沙菜の俺を甘やかしぶりもかなり進行したようだった。
そうやって、垣根を少しずつ取り去りタガを緩めて行くのが、この単身赴任期間の俺の調教方針だ。
キスも最初は頬から初め、沙菜にもして貰うように『お弁当全部食べたらママのチュー』と言う条件を出した。
女の子より食の細いこの身体で沙菜の持たす弁当は結構大変だった。
瞳と変わらない量を頑張って食べるようにして、兎に角、沙菜のキスを貰う。
そしてだんだんと沙菜自身もそれを楽しみにするようになったらしく。
とうとう唇を許すようになった。
最近幼稚園でも泣かないと先生に報告を受けているのも沙菜が喜びのひとつでもあった。
ガキ大将はまれに偶然を装ってボールをぶつけたりしてくるくらいで正面から来ることもほとんどなく、また俺を慰める瞳にちょっかいを出さなくなった。

今夜のサラダに生のピーマンが入っている。
食べられないことはない。しかし、子供の味覚では生のピーマンは苦味が強い。人参のように火を通せばそれなりに苦味が引き、甘味が出てくるのだが好き嫌いを無くす目的で沙菜は生で出してくる。
むろん俺はそれを知りながら皿の隅っこにピーマンを分けてほかの野菜だけを食べると沙菜が注意してきた。
そして拗ねた子供の用に口をとがらせて渋っていると沙菜はピーマンを口に入れて顔を近づけてきた。
いわゆる「計画通り(ニヤリ)」だ。
俺は沙菜の首筋に抱きつき、ピーマンと一緒に沙菜の唇も貪る。
ついでとばかりに口の中に舌を入れるが、沙菜は少し驚いた顔をしたが俺を抱きしめたままピーマンを俺の口に押し込んでいく。
俺はそれに抵抗せず、むしろ沙菜の口腔を味わうように舌を動かした。
「えらいぞ、えらいぞたっくん」
苦味で涙目になりながらも食べた俺の頭を撫でて大満足の沙菜。
「さあ、あとのも食べようね」
「やだぁ・・・もういいよぉ!」
ゴネる俺を見て、沙菜がまたピーマンを口に咥えるが俺は頭をぶんぶんと振っていやいやをする。
すると沙菜は自分の口でピーマンを噛むと、俺の口に唇を重ねそれを流し込んでくる。
当然のように絡み合う2人の舌。
沙菜の方も俺に食わせていると言うより舌を絡め合う口実に使ってるんじゃないかと言うぐらいの舌使いだった。
なら、俺も好都合だし遠慮しない。
思う存分沙菜の舌を味わった。
「ほら!、ちゃんと食べれるじゃない!」
口を離しそう言って微笑んだ沙菜の表情に母だけでない女の顔が見え隠れする。
俺に乳を吸われ悶えた時の表情と同じだ。

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