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転生して・・・
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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転生して・・・ 53

しかし、まあ。腹が立つほどの愛妻家だ。
仕事もまじめで愛の巣の一戸建てを構えるために副業も厭わない勢いで馬車馬のように働いている。
俺がお泊りに行ったときにコピーしたりリンクしたりして集めたメールなどの情報を見ても浮気や気の迷いに欠片も見つからない。
そんな一途さも、縮小画面の中で沙織を抱いてる姿を見ると吹き飛んだ。
沙織をベッドに仰向けにしてお互いに結んだ手を万歳させながら濃厚なキスとSEXに腰を振っていた。
内心舌を打つも、だからと虚しくオナニーするつもりにもなれなかった。瞳でもいたらと思いながら作業は空に青みがかるまで続けた。

作業と言っても情報収集がてら、今後のプランとか考えていた訳だが・・・
収入やらの俺の子供を育てさせる事を加味すると、少なくとも10年の歳月は必要だろう。
沙菜にしろ由美にしろその為に旦那に抱かせたりしてるんだから、沙織に関しても割りきらなくてはいけない。

だから作業はもっぱら俺の父親である人の事が中心になった。
と、言うかGPS履歴を調べるに、病院からラブホテルに直行してる・・・
既に沙菜名義で探偵による調査もしているので、この分の写真もメールにて添付されていた。
出張先でも証拠は抑えてるし、ほぼこれでチェックメイトだ。

世間的にも『出産前後の妻を放置しての浮気』と言うのは相当印象が悪いだろう。
だからそろそろ、こっちは離婚交渉してもいい頃だ。
沙菜が落ち着くのを待って行動させればいいだろう。

俺はその作業を終えてPCを切る。
沙織も最初は戸惑ったものの、最後はかなり乗っていた。
この分だとあの旦那は沙織が俺のモノになってるなんて気づかないに違いない。

そして次の日・・・
やや眠いながらも学校の用意をして台所に行くと、同じく眠そうな顔の沙織が料理をしていた。
そして沙織の旦那もスーツに着替え、既に朝食をとっていた。

「おじさん、おばさん、おはよう」
「おはよう、たっくん」
「おはよう、一人で起きれるなんてえらいな」

二人共やや眠たそうだが、何も考えてなさそうな顔で俺はテーブルにつく。
まさか子供の身で『昨日はお盛んでしたね』なんて言える訳がないし、少なくとも今は『味方』にしておけなければならない。

「ママが帰ってくるまで、おじさんとおばさんがここにいるよ」
「ええ、だからたっくん心配いらないわ」
「うん、おじさん、おばさん、ありがとう」

1週間程度は退院までかかるらしいし、これは純粋な好意だから受けておけばいい。
そもそも一応子供の俺に拒否権は無いし、学校終わりに沙織で遊べるからいいだろう。

そんな話をすると、旦那の方は急ぐように食事を終え出勤していく。
そして二人きりになった瞬間、俺は沙織に口を開いた。

「沙織・・・昨日は楽しんだか?」
「え・・・ええ・・・」

俺の変化に戸惑いそう言う沙織。
心の葛藤はあるが、最後は肉欲に流されていたみたいだから、色々戸惑っているのだろう。

「今晩もアイツを誘えよ、エロい下着つけてな・・・」
「たっくん・・・」

俺は食事を終え立ち上がると、沙織に近づきゆっくり尻を撫で回す。

「言ったろ?、お前は売春婦だって・・・俺の為にあの男に身体売れないならお前はいらないぞ?・・・身体売って俺の子を育てろよ」

少しうつむく沙織。
葛藤があるだろうが、自分がするべき事も分かっているのだろう。

「分かったわ・・・だけど、あの人が帰ってくるまでは可愛がってくれる?」
「当たり前だろ?・・・お前が俺の性欲処理する為にここにいるんだろうが」

尻を撫でる手をスカートの中に入れてショーツの上から撫でる。
沙織は切なげに身震いしていた。

「学校帰る時までパンツ脱いでおけ・・・なんなら全裸でもいいぞ」
「ええ・・・わかったわ・・・」

本当ならはめ倒してから行きたいが時間が無い。
瞳が迎えに来た。
軽めのキスをして家を出る。
通学路の途中、瞳は報告を兼ねて昨晩の出来事を話し続けてきた。
大きく変ったことは無いが、父親の携帯に頻繁にメールが届き、そのたび父親はこそこそと対応していたという。
恐らく浮気相手の教え子だろう。祝福と称して自分を見捨てないでと懇願してるか脅迫してるかだろう。
アドバイサーとして強引なことはしないように釘は刺しておいたけど計画の邪魔にならないようにしないと。
学校に到着する。教室に入ると瞳は他の仲良し級友に妹が生まれたことを報告して回った。
視線を感じると教室の扉の陰から冴子が睨みつけていた。
一緒に祝福を分かち合いはしゃぎたいのだろうけど約束が邪魔して近づけない、と恨みがましい目で俺を見ていた。

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