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転生して・・・
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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転生して・・・ 52

瞳は自分の家に帰ることになった。
俺の家に『お泊り』の予定を変更して親子水入らずで過ごすことになった。
しかし、まるでその代わりにとばかりに沙織の旦那が俺に家に泊まることになった。
そして旦那の目は異様に熱を帯びていた。
この目を俺は知っている。
それは『今夜、俺はお前を孕ませる』という雄の目だった。
残念だな。沙織の胎の中には既に俺と沙織の受精卵が宿っている。
考えようによっては調度良い状況証拠造りだが、俺はこの昂ぶりを抱えて過ごすことになる。
そんな憤りを抑え殺して俺達は家路に着いた。
帰りがけにファミレスに入り、俺はハンバーグを食べながら無邪気な子供を装う。

「しかし、義兄(アニキ)も忙し過ぎるなぁ・・・あれじゃ義姉さんと卓也が可愛そうじゃないか・・・」

半分は嫌み半分は沙織への気遣いや俺達への同情だろう。
勿論、気づかない振りでハンバーグに夢中になって見せてる。
旦那の方は部下との浮気に気づいていないようだが、幼い子供を放り出して仕事してる事に引っ掛かりは感じてるようだった。
確かに仲の良い義理兄弟と言った感じでなく、大人の付き合いだけのようだ。

それを気づかない振りしながら観察・・・
これなら沙菜を離婚させても、味方になるかどうかは兎も角、外野から足を引っ張られる可能性は少ないだろう。

まだ文句や嫌みの言い足らなそうな旦那だが、沙織が止めてしまう。
まあ、普通は子供の前では親父の悪口は禁句だろうが、本音を聞けた事は収穫だった。

その後、家に三人で帰り、俺は『宿題するね』と言って部屋に籠った。

そして暫くすると、おやつと飲み物を持って沙織が部屋に入ってきた。

「あの・・・」
「・・・今晩は旦那を楽しませてやれよ」

沙織も旦那がどう言うつもりか理解してるんだろう。
どうやって断るべきか悩んでいるのが見て取れるが、俺はそう返す。

「いいんですか?」
「いいんですかも何もない・・・お前は俺と俺の子の為にあいつに身体を売ってこいと言う話だ・・・沙菜や由美がそうしてるようにな・・・」

沙織には以前、沙菜や由美が旦那とセックスする隠し撮りを見せている。
その映像に彼女は驚いていた。
沙菜が卑猥な下着を着こなし、旦那に情熱的に迫り、更には自ら腰を振る。
何度も愛を囁き合い、唇を重ね、舌を絡め合う様子は愛し合う夫婦そのものだ。
それは由美もそうだ。

その二人が俺に抱かれ奴隷のように振る舞う。
沙織には理解できなかったようだ。

「俺の為に身体を売る売春婦・・・そんな女を俺は愛してる・・・お前はそうなれるか?」

俺の女を他人に抱かせて面白い訳は無い。
だが、安定した生活と、彼女達と気兼ね無くセックスできる環境はそれ故なのだ。

沙菜の情熱的なセックスのせいで寂しくなったのか、単身赴任の旦那は計画通りに浮気。
これでいい条件で離婚させれる環境は整った。
由美の方は還暦近い旦那の体力を確実に奪っているし、由美の言う事をよく聞くある種の奴隷のようになっていた。

それが俺の今のいい環境を生み出してる訳だから、二人には頑張って『売春』して貰ってる訳だ。
そして沙織もそうさせるつもりだ。

「夫婦の寝室を使えばいい・・・カメラで映してるから、頑張って奴を満足させな」
「はい・・・そう言うなら・・・」

そう言って沙織は名残惜しそうに部屋から出ていったのだった。

俺はPCを操作すると沙菜達の寝室に仕込んだカメラの様子を見た。
寝室では待ち兼ねてた旦那が入ってきた沙織を迎えた。
どこか沈んだ顔をした沙織。旦那とすることに抵抗がるのか、この隠しカメラが構えてるであることが気になるのか。
そんな様子の沙織を見た旦那は他所様宅でSEXすることにに抵抗があるのかと初々しく感じてるようで辛抱たまらないとばかりに抱きついて長い口付けを始めた。
そんな光景に俺の腹の中にどす黒い物が渦巻くのを感じながら画面を縮小して旦那を陥れる手段を探した。

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