転生して・・・ 48
そう思いながらふと瞳に目をやった俺はとある事に気づく。
泣きそうな瞳の目の奥にある光り・・・
それは俺のお仕置きを待っているからだ。
今の瞳にとって、俺から貰えるものは全て愛されてる故と言う思いなのだ。
それはいい。
事実俺は瞳の全てを愛してるし、妻にするのはコイツだと思っている。
だが、愛に甘えて貰っては困る。
俺が望むのは、肉欲に溺れる便器奴隷でなく、公私共にパートナーとなれる奴隷妻だ。
こんな状態では、公の部分が疎かになりかねない。
俺は瞳を背後から抱きしめながら耳元で言った。
「こんな成績じゃ無理だな・・・明日から瞳に触らないからな」
「あぁ・・・たっくん・・・ごめんなさい」
これだけならよくあるお仕置きだ。
当面なら効果はあるだろう。
だが、当面じゃ意味はない。
俺は勃起した分身をグリグリと瞳の尻に押し付けた。
「お前は俺にお仕置きされたら終わりかもしれないが、俺は溜まったまま悶々としなきゃなんない・・・」
瞳の乳首辺りを強めに摘んでやりながら、俺は低い声をあえて出しながら言う。
瞳にしてみれば、おれの世話や奉仕は生きがい。
自分が
それを出来ない事はペナルティで、彼女にしても苦しいのだが、その事が俺を苦しめてると悟り顔を青くした。
それだけでない、身を震わせ口をパクパクさせる。
パンツに手を伸ばすと湿っていた。
漏らしたらしい。
取り返しのつかない事をしたと絶望的になる瞳に対し、俺は何も言わず片手で瞳の胸を弄りながら、もう片手で陰部を弄り回す。
「お前さ、勉強は冴子に任せて、俺の奉仕だけしておけばいいとか思ってない?」
核心を突いたのか、瞳は明らかに同様する。
「瞳は・・・たっくんに教えて貰わないと出来ない馬鹿だもの!」
感情的な瞳の反論なんて初めてかもしれない。
それだけ図星でコンプレックスだったようだ。
だが俺は、瞳の反論を無視する。
「奉仕や世話だけならママ達がいる・・・只の肉便器なら必要無い・・・」
そう言いながら瞳の胸と陰部は先程より優しく弄ってやる。
それだけで調教してきた身体は反応し、瞳は甘い声を上げた。
「俺が必要とするのは、公私共に俺のパートナーになれる奴だ」
耳を甘く噛み、俺は言う。
「瞳、俺はお前しか考えてないし、そうなって貰いたい・・・それともお前は俺に必要とされない人生がいいのか?」
瞳は甘い声と嗚咽を同時に漏らしながら首をブンブンと横に振る。
「いや、そんなのいや」
「ならやれよ、俺じゃなく瞳が冴子以上になれ」
やれるかどうか五分五分と思いながらも、かなり強い瞳の目の光りに、これならいい結果になると感じた。
その後、数度模擬テストを行いやっと本来の調子を取り戻させて翌日を迎えた。
俺との点数差によってはお預けを言い渡されるので瞳もやる気十分になってた。逆にやる気が空回りしなければいいんだが。
放課後、冴子が俺達を迎えに来た。
瞳も一緒に受けることを伝えると
「ふん!やっぱり瞳ちゃんに泣き付くのね。情けない奴!」
「違うわ冴子ちゃん。これは私が冴子ちゃんよりできるってたっくんに照明するため。ごめんね冴子ちゃん、私、本気でやらせてもらうから」
今までに無い鋭い瞳の目つきに冴子がたじろいだ。
冴子に案内されて着いたアパートは思ったよりいい物件だった。偏見ではあるがシングルマザーにしては頑張って稼いでいるのだろう。そして冴子はそれに報いるためにも学業に励んでいるようだ。
しかし、瞳が原因でもあるがやたらと噛み付いてくるのならそれなりに対処させてもらう。
家では三条はるなこと冴子の母、佐々木涼子が笑顔で俺達を迎えた。
「いらっしゃい、よく来てくれたわね」
彼女の笑顔は只の友達を呼んだとかじゃなく勉強友達だから余計にだろう。
私学に通わせようと思ってる親だ。
この反応は頷ける。
それに冴子は友達が殆どいないのも調査済み。
学校でお喋りする相手はそこそこいるものの、どうやら家まで呼んでとかは無いようだ。
勿論、シングルマザーで親が常に家にいないのも関係するだろうが、涼子の反応を見る限り、家に呼び合うような友人はいないと見るのが妥当だろう。
「お邪魔します。今日は宜しくお願いします」
俺はきちんとお辞儀をして中に入る。
勿論、入って靴もきちんと揃える。
こう言うのは意外と見られるものだ。
まだ彼女には俺の素顔を悟らせる段階でないし、これからの事を考えると好感度は上げておくに限る。
チラリと涼子を見ると感心した表情をしたので当たりだろう。
それにもう1つ、涼子と会って確信した。
彼女は間違いなく三条はるなだ。
顔の造形や黒子の位置・・・
きっちり調べ直したから間違いない。
ならば余計に落としたい。