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目が覚めたら……
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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目が覚めたら…… 1

「兄さん」
「ほら、優人」
「優人様」
俺の目の前に、裸に為り1面鏡張りの壁に手を当て立ちバックの体位で惜しみ無く女性器を晒して居る。3人の美少女達。彼女達の身体…スタイルの違いはあるけれど鏡に映る胸からは母乳が滴り落ち、立ちバックの状態でも存在感が出るに出てる臨月腹、そう彼女達は妊娠している。しかもお腹の子は俺の子だ。
俺事、橘優人は数年前までは普通の、本当に普通の生活をしていた筈だった
俺の一族は名家ではないが、ここ数十年俺以外女子しか産まれず、このままではやがて家系が絶えてしまうのだ。
むろん養子をとるなどの方法もある。しかしやはり「直系」の男子がいてほしい。
そこで直系の男子である俺が、妹、叔母、姪の三人の「若い子宮」に種付けをして、男の子を殖やすことを命じられたのだ。
それなら『妊婦抱くなよ』とか『血の濃い妹と子作りすんなよ』とか、何も知らない人間が見たらいろいろ言ってくるかもしれない。
だが、そんなことを気にしていられる状況ではなくなってきたのだ。
ただでさえ男子が生まれなくて困っているのに、交通事故や病気で種馬となる一族の男がさらに減少。
焦りから一族の男たちは馬車馬のように種付けを急かされることになったのだが、そのあまりの過酷さに逃亡者や性機能を失ってしまった者、果ては同性愛に目覚めてしまう者が続出した。
さすがにこれでは男子が生まれる前に全滅してしまうと悟った一族は、無理や無茶を控えるようになったのだが。
失ってしまったものはあまりにも大きく。
言い方は悪いが、替えの利く女性陣に頑張ってもらわざるを得なくなってしまったわけである。
まあ・・・そのおかげで、こっちはいろいろといい思いをさせてもらっているわけなんだけども(笑)

「とは言え、そろそろ結果を出さないとマズいよなぁ・・・」

今日は赤ん坊のいる子宮にたっぷりと精液を浴びられ、尻を掲げた状態でぐったりとしている3人をよそに、俺はため息をついた。
一族の宿願を背負ってこの仕事に就いたものの、いまだに男子を植やせずにいたのだ。
目の前にいる3人の腹の中にいる子供たちも、その前に産ませた子供たちも、みぃんなかわいい女の子ばかり。
俺的には子供なら男の子でも女の子でも自分の子供なんだからOKってな感じなのだが、一族としてはそうは行かない。
事実、なかなか結果の出せない俺にじいちゃんばあちゃんたちからせっつかれている。
一族の男子が少ないから種付け行為から外されることはないと思いたいが、何しろ相手は馬車馬のように種付けさせられてきた時代の人間だ。
いつ人権を無視した行為に走るかわかったもんじゃない。
またネットでどうすれば男子が生まれるか、調べてみよう・・・そう考えていたときだった。

「くぉら、バカ孫ぉッ!!聞いたンぞ!?まぁた男の子仕込むのに失敗したんだってなぁ!?」

突然、鏡張りの部屋に年老いた1人の農夫が怒鳴り散らしながら入ってきた。
俺の祖父である。
ちなみにここはラブホではなく、一族の家に作った『行為部屋』の1つである。

「げ、じいちゃんっ!?」
「今日という今日はかんべんならんっ!おめにいっぺん一族の男としての心構えをたたき込んじゃるわっ!?」

その言葉に俺は顔を青くする。
一族の過酷な時代を生き抜いたじいちゃんには科学や合理性など通用しない。
努力と根性といった精神論者、いわゆる一昔前の『鬼コーチ』みたいな人間である。
そんな人間の説教と言ったら・・・ゆとり世代の俺には辛苦以外の何物でない。
冗談ではないとばかりに、倒れた妹たちも脱いだ服もそのままに、危険地帯からの脱出を試みる。
じいちゃんも逃亡の気配を察してそれを防ごうとするが、年の差による性能の違いはどうにもできない。
俺は難なく部屋から脱出し、家から逃亡するのであった。
さすがに全裸で外には行けないので、自分の部屋で服を調達してから。

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