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苗床日記
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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苗床日記 59

ハクヤは俺と話している間もずっと香梨に乗られたり、抱きつかれたりして不機嫌になっていた。だから
(我とあのような下等動物を同じにするでないぞ)
と怒りの一言を残し、戻っていった。
「猫ちゃん何で怒ったの?」
香梨が全く分らないらしく俺に聞いてきたが、
「さぁな」
と答えるに留めておいた。

「さてと遥の部屋行くか?」
「うん!ハルくん、可愛い色ののゴブリン産んでくれないかなー」
香梨だけはいつでも通常運転だった。

(ガチャ)
「遥、大丈夫か?」
俺は1人で産めるか心配で遥の部屋に入る。
「うーん、ちょっとお腹が痛いし、グルグルするしお腹壊したのかな?」
遥は心配そうに俺に聞く。
「ハル君大丈夫?」  香梨も心配そうだ。
「う、うん。ありがとう。ママは?」
歯からの問いかけに詰まる2人。まさかケルベロスと交尾していたとは言えない。
「ママはね。大事なお仕事で来られないけど頑張って って言ってたよ」
流石遥香の娘だ。頭の回転が早い。
(そういえばさっきハクヤは香梨は俺の種で出来たのだから、って言ってたっけ)
遥香と関係をしたことは今までないから、ありえないとは思う。だがハクヤは冗談を言うヤツではないから気にかかる。
(ビィーッ、ビィーッ)
おっ、始まるか?ゴブリンの出産アラームが知らせていた。遥の出産が間近なのを。

「ねートイレどこ?なんかさっきからお腹下したみたいに痛くて」
遥は不安そうに俺に聞いてきた。
「あぁ。それ多分陣痛だからゴブリンが産まれるためのプロセスだよ」
俺は遥に答えた。香梨も心配そうに見ている。
「ちょっとまた開いてもらっていいかい?」
遥の股を確認すると男の仮腹特有の出産前の液体が流れている。
破水はまだだな。
ゴナイトゴブリンは少し大きいけどもう1匹のゴブリンは小型だな。
俺は香梨と一緒に遥の出産に立ち会うことにした。
「うぐっ」
「遥、力んでもいいけど呼吸を忘れるな。ゴブリンが苦しいからな。暴れ出すぞ」
俺は遥にアドバイスをする。
「うん、分かった、あうっ」
遥は返事をすると下を向いてお腹を押さえる。
「ふぅーふぅー」
陣痛に合わせるように深呼吸をする。

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