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苗床日記
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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苗床日記 2

少女たちにとって唯一の救いと言えるのは、化け物の体液を摂取するともう生殖のことしか考えられなくなり、相手の姿などは気にもしなくなることだろう。
「ブチュッブチュッ」
化け物の体から伸びた触手が少女の体を包み込む。
少女の全身が、触手に包まれる
「あぁ・・・・・・あついの・・・・・・」
少女がうわごとを言い始めた。
化け物の体内に完全に取り込まれた少女。これからじっくり時間をかけて、化け物のお嫁さんにされるのだ。
もう少女は、考える力も感情を表すこともない。
化け物の子を産むためだけに存在するのである。
少女の体中に挿入される触手。口、鼻それどころか、乳首にも挿入されている。
「気持ちいいのぉ、もっと・・・・」
うわ言のようにつぶやく少女。体が完全に化け物からの愛撫を受け入れているのだ。
恐らく、まだ男性を受け入れたことのないであろう膣。
そこにも、他と違い、細い何本もの触手が這い回る。
「ビーッビーッ」
部屋中にブザーが鳴り響く。
「おっと、こうしちゃいられん」
急いでゲージの前を離れると、廊下を抜けてある部屋に飛び込んだ。
「どうだ?様子は」
中にいる研究者に声をかけると、
「10分ほど前に兆候が見られました。ですが、まだ時間がかかるかと」
その言葉に一つ頷き、
「今度は、ちゃんと生れてくれよぉ」
と、部屋の中央に歩を進めながら、つぶやく。
部屋の中央には、一人の女性が寝かされている。

少女の腹部は今にも破裂しそうなほどに膨れ上がっている。
そうなのだ。間もなく、一人の苗床が出産を迎えようとしているのだった。
「ここまでは、順調だな」
「はい。化け物も、これまでの失敗に懲りて受胎判明からずっと苗床の体を体内に取り入れて保護していましたから」
「こいつにも、学習能力はあるってことか」
僕はそう言って、少女の体を包み込むようにしている化け物の体を眺める。
これまで、数人の苗床が化け物の子を孕み、出産までこぎつけるのだが、無事に出産まで終えた苗床は一人もいないのであった。
苗床に負担がかかりすぎ、出産時には苗床の体を突き破るようにして子が産み落とされる。
従って、苗床の出産後に研究員に下げ渡されるはずの少女は、今のところ一人も無事に出産を終えてはいないのである。

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