人妻と女子アナたち 19
勇次「野菜がいっぱいで美味しそうですね」
朱里「私の親と、おじいちゃん達が作ってるの」
勇次「へえ、実家は農家だったんだ」
朱里「周りは自然に囲まれた田舎で育ったのよ」
朱里の手料理はすごく美味しかった。
勇次「美味しい!」
朱里「うふふ、そう言ってくれると嬉しいな」
女子アナという職業からは感じられない、家庭的な女性の顔が、今の朱里には見える。
朱里「美菜子もこれくらい出来てほしいけどね」
勇次「え、美菜子さんって料理できないの?」
朱里「まあ、天然で、ちょっとドジなところもあって…私たちが教えてるんだけど」
勇次「そうなんだ…」
朱里「私も、料理がすごく上手な先輩に教えてもらったんだ。その人もアナウンサーだから、いずれ勇次も会えるかもしれないよ」
勇次「へえ〜」
夕食を終え、少しリビングで寛ぐ。
朱里「そろそろ皆来る頃ね」
そう朱里が言った少し後に、玄関のほうがにぎやかになる。
朱里「ほらね」
遥「ただいまー」
涼子「遥さんったら、自分の家扱いですか?」
遥「いやー、朱里の家は心地いいもん」
碧「ですよねー。おじゃましまーす」
朱里「はいはい、皆お疲れ様」
遥さん・涼子さん、それに碧さんの3人がやってきた。
勇次(女子アナハーレムだ。)
すると、突然、遥さんがいきなり僕にキスをしてきた。
遥「うぅ・・。」
遥「どお?お姉さんのキスの味は?」
勇次「さ、最高です。」
朱里「ちょ、ちょっと!私の勇次を誘惑しないでよ。」
朱里が慌てて僕の腕を引っ張り、遥さんから引き離す。
遥「いいじゃない。スキンシップよ。この家にいる以上、皆仲間じゃない」
朱里「そ、そうだけど…」
遥「それに、一人よりもいろんなタイプの子とやりたいでしょ?勇次くん♪」
勇次「ま、まあ…」
確かに、ハーレムは男の憧れだ。
しかも、ここにいる皆さんは、女子アナという華々しい職業の方々。
朱里と付き合っている僕だが、遥さんたち他の女性も魅力的だと思う。
勇次「(あれ?香織さんは今日は来ないのかな?)」
勇次「あの、遥さん」
遥「何?勇次くん」
勇次「今日は香織さんは来ないんですか?」
遥「香織?あぁ、今日は用事があるから来れないって、言ってたわよ」
そう言う遥さんだが、なんか慌しい言い方だったので、少し気になった。
もしかすると、あの感じの悪い男と?と思ったが、この事を話すと話してくれないだろうと思ったので
勇次「そうですか。それは残念ですね。それと、かずみさんは?」
遥「かずみは彼氏とデートがあるって、言ってたから、来れないって、言ってたわ」