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友達の母親
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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友達の母親 5

剛の話によると、妊娠6ヶ月になるという。
「つ…剛!その話、本当なのか!?」
「ああ、そんなんで嘘ついても仕方ないだろう」
「何で今まで教えてくれなかったんだよ!?」
「いやぁ、別にわざわざ話す事でもないだろう?家に来て母さん見れば解る事だし…あれ?そういやお前、最近ず〜っと俺んち来てないっけ?」
「そ…そりゃあ、まぁ…その…なぁ…」
「ちょうど良いや。じゃあ今日家に来いよ」
「えぇぇっ!!?」
正太は目を丸くして驚いた。
「ど…どうした…?」
「い…いやいや、な…何でもないよ。それじゃあ今日、行くよ…」
「おう、母さんも喜ぶと思うよ。ここだけの話、家の母さんお前の事お気に入りみたいでさ、何かっていうと正太くんは?正太くんは?ってお前の事きいてくんだぜ」
何も知らない剛は笑って言う。
正太は半年ぶりに小百合に会う事を決めた。
断ったりしたら変に思われるだろうし、もう小百合への気持ちも大分落ち着いた。
それに、彼はどうしても確かめたかった。
お腹の子の父親は自分なのではないかという事を…。

放課後…
正太は半年ぶりに小野家の敷居をまたいだ。
「ただいまぁ〜!母さぁ〜ん!正太つれて来たよぉ〜!」
その途端、奥からバタバタと慌ただしい足音が聞こえて来て“彼女”が姿を現した。
「しょ…正太くん…!」
「こ…こんにちは…」
それは半年ぶりの再会だった。
なるほど確かに小百合のお腹はポッコリと膨らんでいる。
タートルネックのセーターに包まれた胸元は半年前より更に一回りは大きくなったように思える。
剛は言った。
「今月で6ヶ月目になるんだ。赤外線で調べてもらったんだけど女の子らしい」
「そ…そうなんだ…」
正太は気が気でない。
一刻も早くお腹の子が自分の子なのかどうか確かめたかった。
だが剛の目の前で尋ねる訳にもいかない。

その後、正太は二階の剛の部屋に行ってゲームをしたりマンガを読んだりして過ごした。
だが何をしても、まるで頭に入って来なかった。
そんな事をしていたら小百合が部屋にやって来て剛に言った。
「剛…せっかく正太くんが来てくれた所を悪いんだけど、実はちょっとお買い物に行ってきて欲しいんだけど…」
「えぇ〜!?そんなぁ…」
「ごめんなさい、どうしても必要な物が幾つかあって…はい、これメモね」
「えぇ!?こんなにいっぱい!?」
「お願い…ね?」
「ハァ…解ったよ。正太、悪い。俺ちょっと行ってくるからテキトーにくつろいでてくれな」
「…あ、う…うん。行ってらっしゃい…」
剛は買い物に行ってしまった。
街のスーパーに行ったとして、おそらく30分〜1時間は戻らないだろう。
その間、正太と小百合は二人きりだ。
「あのぉ…その…」
いざ二人きりになると何から話して良いのか分からない物だ。
正太が口ごもっていると、小百合は正太に歩み寄り、セーターをペロンと捲り上げた。
妊娠6ヶ月目のボテ腹が露わになる。
正太が呆気に取られていると、小百合は彼の右手を取って自分のお腹に持っていって言った。
「ほら…中に居るのが解る?あなたの子よ…正太くん…」
「やっぱり…!!」
正太は頬を紅潮させ、興奮した面持ちで小百合に尋ねる。
「あの時の赤ちゃん!?」
「ええ、そうよ…夫と剛は夫の子だって思ってるけどね。逆算していったら…ほぼ間違い無く、あの日、正太くんに孕まされちゃった子よ♪」
そう言うと小百合はイタズラっぽく微笑んだ。
「僕の子…」
正太は愛おしげに小百合のボテ腹を撫でながら語り掛ける。
「聞こえるかい?パパだよ…」
するとお腹の中の赤ちゃんが正太の呼び掛けに答えるように動いたような気がした。
「あら…この子ったら、誰がパパか本能で解るのかしら?」


それから4ヶ月後、小百合は無事に元気な女の子を産んだ。
産まれた子は小野家の娘として育てられる事となる。
真実を知っているのは、小百合と正太のみ…。



【友達の母親・終】


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