PiPi's World 投稿小説

喫煙乙女
官能リレー小説 - アブノーマル

の最初へ
 9
 11
の最後へ

喫煙乙女 11

 ───▽───

俺は高校を卒業して、親類がやってる小さな文具店で働きだした。いろいろなしがらみがあってさ。
み香さんは外へ出るようになったら、急にモテ出して彼氏がいっぱい出来た。み香さん、彼氏たちにもあんな事してるのかな〜。
街角の文具店にはあまり客は来ない…それでも、俺が店番をするようになってから、小中学生がよく来るようになったらしい。
文具店だけどタバコも置いてある。正直、売上のかなりをタバコが占めてる。ほとんどおっちゃんおばちゃんのお客の中に、
「あのー、カレシに頼まれたんだけど…」と言ってタバコを買いにくる少女がいた。

もちろんこんな嘘は見破った。絶対彼女が自分で吸うために買ってるんだとわかってた。理由は一つ、彼女の買うタバコが、み香さんのと同じだったからさ。
それでもある日、あいかわらず「あの〜、カレシに頼まれたんだけど…」と言ってくる彼女に言った。
「言っとくけど、バレたら俺も罰を受けることになるんだからね。」
そしたら彼女はタバコの箱を取り落として「そ、そうなんですか?」と俺に言ったんだ。
「結局…」俺は、このわかりやすい反応に笑ってしまった。「キミが吸ってるんだね。」
彼女はうなずいた。
彼女は「ゑる」…高1だった。「俺に嘘ついてきた罰に、俺にタバコ吸ってるところを見せろ。」な〜んて言ったら、普通に煙を吹きだした。
「で、カレシは…?」と聞くと、「そんなのいない。」って答えた。
それからゑるは、数日に一度来る「常連」になって、ある時
「私、小学生のころから、モデルに足を突っ込んでるんだ…」と言った。
道理で服装がこんな町にそぐわなかった。
「モデルって、中学生くらいになるとタバコの誘惑が多くなるんだ。…いっしょに仕事してる先輩と二人っきりになると、先輩がタバコに火をつけて、『はい』ってそれを渡すの。そしたら『ありがとうございます』ってそれを吸うの。未成年だから断るのが普通なんだけど、そうするとあとがやりにくいのよ。」
ゑるは人目につかない店の奥で、タバコの煙まじりに俺に話してくれた。
「じゃあ、ゑるは後輩の女の子に、タバコを渡したりするの?」
ゑるは咳込んで、俺にタバコの煙をかけながらかろうじて言った。
「それは…ゲホッ…ゲホッ…ナシ…で…ゲホッ…」
わかりやすい喫煙乙女だ。



「女の子のあいだで、『タバコとオ●ニー』に二つの派があるのよ。」
ゑるは店に来るにつれて、話す内容がエロにかたよっていった。
「オ●ニーしながらタバコを吸うと、すごく美味しい派と、タバコを吸いながらオ●ニーすると、すごく気持ちいい派なの。」
「じゃ、ゑるはどっち派なの?」
「私は…気持ちいい派かな?」まさか答えるとは思わなかった。俺は続けて聞いた。
「だったらタバコ吸いながらセッ●スしたら、どうなるんだろうな。」
「そんなの出来るわけないじゃない…セッ●スの最中にタバコの煙吐き出してる女なんか、相手のオトコに完全に印象悪すぎじゃない…」と言いながらゑるはポッと顔を赤くした。
「お兄さん、た…試してくれる?」
「何を?」
「…今、お兄さん言ったじゃない…」
「え?どんな事言ったかなぁ〜」
「もぉ、意地悪!タバコ吸いながらセッ●スするってやつよ!」

数日して、俺は文具店の近くにある「旅館」へゑるを連れて行った。
「これ…」ゑるは部屋を見回して言った。「どう見ても旅館じゃないベッドね。」
「いわゆるラブホなんだ。商店街のアーケードん中だから目立たないけど。」
ゑるも俺も裸になった。ゑるはさすがにモデルだけあって、胸は小さいけどいい身体してる。ベッドの上に座ると、ゑるは俺のオチ●チンをつついて言った。
「これ、硬くするのどうすんの?やっぱり舌でなめるの?」
「いや…それよりも俺は」俺はゑるにタバコを渡した。「キミにこれを吸ってもらった方がいい。」
ゑるはタバコに火をつけた。煙を吹きだすと同時に目つきが変わった。
「お兄さんすごい…あっという間に硬くなっちゃった!」
「ゑるみたいな美少女が、ベッドの上でヌードでタバコ吸ってたら、それだけで俺には『前戯』になるんだ。」
でも…ゑるはそうもいかない。俺はゑるをあおむけにすると、脚を広げて薄い毛にふちどられたワレメをなめはじめた。

SNSでこの小説を紹介

アブノーマルの他のリレー小説

こちらから小説を探す