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ダークヒーロー
官能リレー小説 - アブノーマル

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ダークヒーロー 6

俺の為に戦い、俺の為に尽くし、俺の為に使い潰され、俺の為に朽ち果てる。
トイレットペーパーや割り箸と同じ消耗品でしかない存在の彼女達だが外見が美少女なだけでこうも訴えかけてくる物があるものか…
それはさて置き、先の作戦でのヘルチワワの活躍ぶりは意外だった、ミコレンジャーが現れた時は三幹部の出番かと思ったが、下級怪人も案外馬鹿にできないものだ。
以前から進めていた、安定した下級怪人の生成方法の導入を急がせる事にしよう。


我が、地獄軍団第2の計画の内容が決まった。
占領したメトロエリアから隣のアーケードへの侵攻作戦だ。
相手側も先の作戦で警戒を強めているだろうが、町中に張り巡らせた転送装置を使えば容易に攻め落とせるだろう。
投入戦力は、あらかじめ作っておいた下級怪人ヘルオクトパスを含めて2割り増し、ミニスカ女警官部隊が多数配備配備されているようだが相手にならないだろう、さぁ作戦開始だ!

「ヒィー!!」

「なっ!?グフッ!!」

予定時間に各転送装置から戦闘員が飛び出し死角を狙われた女警官隊員が超振動ナイフで引き裂かれる。
特殊繊維の警官服も超振動ナイフの前では無力、悩ましく瑞々しい躯を無惨に引き裂かれ絶命した。

「地獄軍団か!民間人の避難を優先して、迎撃しろっ!!」

代わり果てた部下の姿を見た隊長が的確な指示を飛ばす、しかし。

「ママー!」

「ヒィー!!」

「危ないっ!!」

逃げ遅れた少女に襲いかかる女戦闘員、相手が誰であろうと容赦する事は無い。その間に一人の女警官が立ちはだかり拳銃の銃口を向ける。

「早く逃げ…」

「セリャッ!!」

「…がふっ!?」

「えっ?」

容赦無い戦闘員の槍状エネルギーが後ろの少女ごと女警官の躯を貫いた。現実は非常なものだ。
その後も次々と一方的な惨劇が繰り広げられた、もはやこれまでと警官隊が諦めかけたその時…

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