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ダークヒーロー
官能リレー小説 - アブノーマル

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ダークヒーロー 4

「ひぐっ!」

首筋に薬を撃たれ戦闘員は、小さい悲鳴を上げると、身体を抱えその場にうずくまる。
そして、呻き声を上げる戦闘員に変化が起き始める。
ナノマシンで出来たレオタードも、分解され強化体に相応しい装備へと、変化を始める。
戦闘員の身体は肌の色を褐色に変え、顔、胸、お股以外の体毛が増え、手足が獣のように太く力強い物に変わり、そして尻尾が現れた。
局部を丸出しの、痴女ケモ娘怪人の完成だ。

「行け!ダークチワワ!!」
「ワオーン!」

即興で名付けた怪人に命令を飛ばす。
ダークチワワは、鋭いカギ爪を出現させると、強化させた足腰に力を入れ、一瞬にして敵の眼前まで跳躍した。

「なっ…!?」
「うそっ!?」

一瞬にして敵の間合いに入ってしまった、ミコレンジャーの二人が驚き動きを止める。
その隙が、二人に致命傷を負わせる。
ダークチワワは、動きを止めた二人を目掛け、鋭いカギ爪を振り下ろす。
今まで戦闘員の攻撃が通じていなかった、彼女達の衣装が容易く引き裂かれた。

「ぎゃー!!」
「いやぁー!」

大きくはだけた胸元から、形の良い胸が現れ一呼吸置いた後、鮮血を吹き乳房が切り裂かれた。

「くそ、よくも!」
「気を付けて奴は速いわ!」

続けて襲い掛かるダークチワワに対し、ミコレンジャーは素早く体勢を整える。
距離を取りガードを固め、カウンターを狙っているようだ。

「ウーガッ!!」

しかしヘルチワワは、其れを見切り、近くに止まっていたワゴン車を持ち前の怪力で投げつけた。

「甘いっ!」
「此ぐらい予想のう…ち…?」

左右に飛び上がり車を回避するミコレンジャー、しかしその片方が、突然影に覆われたことに気づき顔を上げると今正に渾身の回し蹴りを繰り出そうとするヘルチワワの姿があった。

「ゴヒュッ!?」

次の瞬間に蹴りがクリティカルヒット何かが折れる音と共に地面に叩き突けられ血溜まりを作った。その様子を目の当たりした相方は、どうやら腰を抜かしてしまったようだ。

「チッ…潮時ね覚えてなさいっ!!」

まるで三下悪役の様な捨てゼリフを残しミコリーダーが撤退していく。腰を抜かしたミコレンジャーを残して。

「えっ?うそっ!?リーダーッ!!?」

彼女の叫び声が空しく響きわたる。

「がるがっ!?……ウ…ウガ…ウガアァアァァァ!!!?」

哀れな彼女に無慈悲に止めをさそうとするヘルチワワ、しかし突然苦しみだし断末魔を上げて爆散してしまった。身体の限界を越えてしまったようだ。

「あ…あぁあぁ…ぁ…」

死亡したヘルチワワの血を浴び心が完全に折れたミコレンジャーの少女、俺はさりげなく彼女に近づき尿に濡れた股間を踏みつけた。

「正義の味方がお漏らしとは、はしたないな」
「うぅぅ……」

少女は恐怖と羞恥に苦悶の声を漏らす。
お面により表情を見えないのが、少しつまらないがそれはそれで、今回は楽しむとしよう。

「お前には今回の勝利を飾る、モニュメントになって貰おうか」
「ひぃ…!!」

俺は部下に顎で合図をすると、少女の股間から足を離す。
すかさず部下達が少女を、羽交い締めにし持ち上げる。

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