まるで美奈の子宮がかつてそこで暮らしていた時のように、お帰りなさいをする如く優しく包みこんで離そうとしない。
美奈は手足を俺に絡ませて、全身を再び子宮に戻そうかとしているかのようだ。
実は俺も、胎内回帰を求めて美奈、本当の母親に強く抱きつく。
ずっと美奈母さんと繋がって抱き合っていると
お腹辺りが押し返してくるのに気付いた
美奈母さんは離れたくないと
手足に力強く抱きついてきたが
どんどんとお腹が大きくなり臨月腹になった
「マサルのペニス抜いて、赤ちゃんが生まれる！？」
早い。早過ぎる。俺は驚き、チンポを引き抜いた。
名残惜しげに腟襞が絡みつき、まるで行かないでと訴えるかのようだ。
卓也と亜希の子供よりも遅いが、それでも美奈と初めて愛し合ってからでも半日も経っていない。
「御主人様。生まれますっ」
美奈が叫び、力んだ。すると程なく
「ほにゃあっ、ほにゃあっ」
赤ん坊が美奈のマンコから産み落とされた。
産まれてきた赤ん坊を抱き抱えたままオロオロしているマサルを見て
雪柰が美幸や美春に指示を出し
赤ん坊の臍の緒を結び
マサルにハサミを渡した
「御主人様、ここをそのハサミで切ってください」
雪柰の指示道理にハサミで結ばれた臍の緒を切ったが
美奈はまだ産気付いている
雪柰が気付いた
「まさか双子？」
一人目はストンと産まれたが
二人目は中々産まれず難産だった
そして男の子赤ん坊だった