変わりゆくキミと 18
文乃がピルを飲み始め、僕の禁欲生活が始まり5日が過ぎた。
仕事を終え帰宅すると文乃の様子がおかしい。
「どうしたの?大丈夫?」
「ゴメンね。ピルが合わないっぽくって…合わなくても数日で慣れるって先生に聞いてたからガマンして飲んでたんだけど日に日にキツくなってて。」
「そんなの無理して飲まなくても良いよ」
「でも…ケイちゃん生でしたいんでしょ?」
「そんな事どうでもいいよ。文乃が辛い思いをしてまでする事じゃない。」
「ゴメンね。ありがとう。明日また産婦人科に行って見るね。」
それから文乃に合うピルを探すために数種類を試す事になり僕の禁欲生活のゴールは見えなくなった。
そんな中、グループチャットに一枚の写真が上がった。
病院のベルトで右脚をギブスでグルグル巻きにされた拓実の写真だ。
「バイクでコケちゃった。」
命に別状はないけど、身の回りの事もできないのでしばらくは入院するという連絡だった。
翌日、定時に上がり拓実のお見舞いに行くことになった。
親に詩織を預けた文乃と病院の最寄りの駅で合流する。
「お待たせ。」
「私も今着いたところ。」
駅前でお土産を買い病院へ向かう。
「生きてるか〜?」
「おう。元気過ぎて困ってるよ」
拓実はちょうど、晩ごはんが終わったところだったらしく暇そうにスマホをいじっていた。
「元気そうで良かったわ」
「フミちゃんも来てくれたんだ。詩織ちゃんいるのにありがとね。」
しばらく他愛ない話をしていると拓実が文乃の手を握り近くに引き寄せる。
「本当に元気で困ってるんだ…」
拓実は掴んだ文乃の手を自分の股間に触らせる。
「えっ…ここ病院だよ?」
「大丈夫、4人部屋だけどもう1人は中坊でこの時間はヘッドホンして音楽聞いてるからバレないって。」
かけていた布団をどけると拓実はバスローブのようなモノを着ていた。
「入院着っていうんだってよ。こういう時楽チンだよな。脚がこんなんだから大変でしょ?って望愛が買ってきてくれたんだよ。見た目はチャラいけどこういう時しっかりしてるのは普通に尊敬するよ。」
帯を緩め前をはだけさせるとパンツ一枚になる。そのパンツはすでに臨戦態勢でもっこりとテントを張っていた。
拓実が手招きすると文乃は拓実のパンツの中に手を入れ拓実のモノを扱きながら拓実の胸元に顔を寄せ乳首を舐め始める。
なんなんだ。僕がいるのに何事も無いかのように自然に始めて。
「あまり時間無いからサクッと頼むよ。」
拓実がそう言うと文乃はパンツをおろし拓実のチンコをパクりと咥えた。
フェラチオだ…
僕がまだされたことのない文乃のフェラチオ…
「見ろよ。上手いだろ?フミちゃん覚えがイイから教えるの楽しくて。ケイタもやってもらっただろ?」
「まだ、ケイちゃんにはシてないよ。たっくんが合格出すまでケイちゃんにしたらダメって言ったんじゃない。」
「そうなんだ、なんかその場のノリで言ったかもだけど守ってたんだ、フミちゃんは真面目だな。頭撫でてあげるよ」
拓実はチンコを咥え頭を前後させている文乃の頭を撫でる。
「ケイタ、ワルい。フミちゃんのフェラそこら辺の風俗嬢より上手に仕込んじゃった。てっきり家でケイタにもやってあげてるモノだと思ってたよ。」
なんだよソレ…
その場のノリでガマンさせれられてたのか…
僕だって、文乃にフェラしてもらいたかったのに…
「でもさぁ、オレだったら上手い事言ってやってもらうけどね?ケイタは押しが弱すぎだよな」
「ケイちゃんの事は悪く言わないで…」
僕にダメ出しする拓実を文乃が静止する。
「悪い悪い、とにかくフミちゃんのフェラチオは合格だよ。お金が取れるレベルだもん。ケイタも帰ったら早速やってもらいなよ。」
文乃は左手で根元を抑え、ジュポジュポと音をたてながらチンコをしゃぶり頭を前後させる。さらに右手は金玉を触り拓実を着実に射精へと導いていく。
「はぁぁ、出る。イク、イクよ」
拓実がブルッと身震いすると文乃は頭を動かすのをやめる。
「はは、いっふぁいてはね」
口内で精液を受け止めた文乃は嬉しそうに言うと振り返り口内に溜まった拓実の精子を僕に見せてくる。
「よし。飲んでいいよ。」
「ふわぁい」
拓実に許可をもらい、文乃はためらう様子もなく精子を飲み干す。
「ごくっ…」
文乃は飲み終わると口を大きく開け口内に残っていないのを僕に見せつけてくる。
「いつもより濃いね。」
「貯まってたからね。」
文乃と拓実のやりとりに僕はまた嫉妬を感じる。
いつもより濃いってそんなに何度も拓実の精子を飲んだのか?僕はまだ咥えてもらった事すら無いのに…