PiPi's World 投稿小説

幼なじみの従妹
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

の最初へ
 8
 10
の最後へ

幼なじみの従妹 10

一方の健一は美代子にあることを頼んでいた。
『この映像を機器を使ってDVDに焼いた奴のコピーを欲しい』と。
美代子にしてみればサル吉からアダルトビデオ店に売り込む為にその作業を手伝わらせていたので朝飯前な作業だ。
「でも、何に使うの?抜くために使うなら、製品版になってからの方が色々と音声処理とかしてあっていいと思うけど……」
そんな美代子からの質問に健一はモニターから目を離さずに言った。
「色々と処理されてちゃ困るんだ……これから来るVIPなゲストも含めて顔を鮮明に撮った無修正で映像がなきゃね」
怪しく笑みを浮かべる健一。
「それに証拠は多いに越した事はない」
美代子は健一の考えが読めなかった。自分の愛する人が同じ建物内で見知らぬ男のチ○ポに奉仕をしているというのに冷静でいられる彼の精神も含めて。ここに何故居るのかが分からなかった。
「ま、時が来れば分かるよ。――その時は猿山の大将も今のように慕われているかは保証しないけどね」
美代子は健一の言葉で漸く悟った。
彼はサル吉に復讐をしようとしている。自分達では抗う事も出来ず屈するしか無かったあのサル吉を倒すつもりだということを。
「あいつにはある意味では感謝してる。舞衣をあいつが奪ったおかげで今の俺がいるようなものだ。だから今度はお礼に俺があいつのものを奪ってやるのさ」
美代子は健一の言葉にふと昔の事を思い出す。
サル吉は子供の頃から威張って村の子供なら誰もが恐れていた。
そんな中ただ一人健一だけがサル吉を恐れなかった。取り巻きが何人でかかろうがサル吉自らが投げ飛ばしても、彼は戦い続けた。舞衣子という従妹を守る為に。
今は愛する天音という女を。彼女だけでなく美香や初美という自身を慕うの女の為に。いや、もしかしたらサル吉に奪われた女達全てを取り戻す為に。彼は再び戦おうとしているのだ。
(あのサルは男が目の前で大切な女を奪われれば絶望する事を女を寝取った過程で知ったんだろうね)
だから健一の大切な女である舞衣子を奪ったのだ。
(あいつの唯一の誤算は健一君…いや葉山健一をそこらのヘタレ男と同一視してしまった事。彼が自分を倒すであろう、ジョーカーに成りうる可能性を危惧しなかった事)
美代子は改めて健一の凄さを知り、同時に舞衣子を哀れに思う。
(舞衣子、あんたも馬鹿な女ね。こんな素敵な王子様が一層逞しくなって帰って来たのにさ)
美代子はそんな事を思いながら健一に微笑む。
天音がここに健一を連れてきたのは、なにもこれを見せる為だけではなく・・・
恐らく美代子と健一を会わせたかったのだろう。
そんな思いを持って・・・
ならば、美代子もそれに応えたくなってきた。
「健一君・・・私もうすぐ結婚するの・・・相手は浩次よ・・・」
「浩次って?・・・あの浩次?」
健一の脳裏に良く遊んだ1人の少年が思い出される。
「うん、そう・・・いつも妹の愛ちゃんを連れて歩いてた・・・」
妹思いの優しい少年と、兄について回った可愛らしい甘えん坊の少女・・・
その頃の記憶が健一に蘇るが、美代子の表情を見てると祝福されるような結婚じゃないのは明らかだ。
「浩次もサル吉の手下になったのか・・・」
「うん、最初は愛ちゃんを守る為だったんだけどね・・・でも、今はもう変わり果てたわよ・・・純吾みたいにね・・・」
サル吉のいいなりにならなかった者達は徹底的に潰され、従った者は優遇される。
そう言う絶妙な飴と鞭の使い方で彼らは飼いならされ、いつしか本当に忠実な手下になってしまうのだと言う。

その手下達の忠誠の見せ所の一つがサル吉の肉便器を妻にする事・・・
半分壊れた娘や、サル吉や誰かの子かわからぬのを妊娠した娘すら、サル吉に忠誠を見せようと結婚する者すらいる。
勿論、肉便器であるが故に呼び出されれば誰にでも犯されるし、家庭でも妻としてと言うより肉便器扱いだ。
「ねぇ・・・人妻になる私だけど・・・健一君がいいなら抱いて欲しいな」
純朴な田舎娘の風貌に淫らな光が宿る。
「ああ・・・なら本気で愛してあげるよ・・・」
そう言い優しく唇を重ねる健一に、美代子は嬉しそうに身を任せたのだった。


その頃、画面の向こうでは・・・
脂ぎった幾人かのオヤジと卑猥な格好の女達・・・
そして美女2人を脇に抱えたサル吉が入ってきたのだ。
サマーコート姿の美女の豊な胸を鷲づかみにしながら入ってくるサル吉は得意げな顔で周囲を見渡す。
「オマエらぁ!、今日はオラの妻と義母になる女を紹介してやるぞぉ!!」

そうサル吉が言うと、伯母である紗江子が妖艶に微笑みながらサマーコートを脱ぎさる。
その下は全裸・・・
40代前半の熟した色気放つ白く艶やかな裸身。
巨大な乳房と豊満な尻はやや垂れ気味だが、それが更に熟したエロスを放っている。
そして赤い首輪に乳頭に付けられたピアス、熟女らしい濃い茂みからもピアスが光を放っていた。
「章吉様の義母奴隷となります紗江子で御座います・・・」
健一が見たことのない妖艶さで微笑んだ紗江子は、自らの蜜壷を指で開いてそう言った。
それは命令されてやっている感じでなく、自ら進んでやっているように見える。

そして、舞衣子も・・・
サマーコートを脱ぎ晒す白く艶やかな裸身。
母親譲りの豊満な身体に若く瑞々しい張り・・・
また、更に極上の女になっていたのだ。
美佐枝と同じく赤い首輪に乳と下腹部にピアス。
恥ずかしそうに震えながらも彼女も少し小さな声ながらこう言う。
「章吉様の奴隷妻となります舞衣子で御座います・・・」

SNSでこの小説を紹介

寝とり/寝取られの他のリレー小説

こちらから小説を探す