こうして一つの問題が片付き、村は平穏に戻ったのだった。



そして、村は初夏になった。
ダムの工事が本格的に進み、旅館は裏メニュー以外の工事関係者による特需も増えてきた。
そんな中、村の旧小学校跡地で保育所として使っていたのを順次改装していく作業も始まっていた。

現在、子供達の中で最年長は小学生。
一学年辺り２、３人程度だが、小学生だけで10人程
町の学校に通うわけだが10km程あり、マイクロバスで送迎せねばならないのだった。

そしていずれ1学年で10人程度にはなってくる。
そうなると村に小学校と中学校は必須になってくるから、広い小学校跡地に保育所から中学校までの一貫校を作ってしまうつもりなのだ。
資金は十分あるし、有力者の支援も引き出せる。
しかし教師は村の外から呼んでくるのは、今の村の現状から良くないので自前で準備せねばならない。
その為、美香や初美、その他数名が子供の面倒を見ながら教員免許習得の為に学校に通ったりしているので、数年後には学校ができるだろう。

そんな未来の展望ができつつある初夏。
まず先にプールの改修が終わったのだった。
山間で海まで遠いこの村にとって、自然の小川以外の水遊びができる施設だ。
早速、子供達が使って遊んで、無事にプール開きが終わった。


そして、その夜。
健一が水着でプールにやってきた。

仮設の照明でプールを照らす。
ここからは大人のプール開きで、村の女達が企画したのだった。

「あなた、おまたせ」
「おお、すごいな」

まず現れたのは天音だが、その水着はスリングショット。
動くだけでおっぱいが露出してしまいそうだった。

つまり、大人のプール開き。
だから健一を楽しませる為のセクシーな水着ショーと言う訳だ。

次に現れたのは少し膨らんだ腹の有紀だった。
あの時、無事に旦那の種で孕んだのだ。
彼女は紐ビキニで、おおきなおっぱいがいまにもこぼれそうであった。

次に現れたのは美香と初美で色違いのワンピースだがハイレグで胸元も谷間が大きく露出してるものだった。
そしてファッションショーのように歩いて健一にアピールしてみせる。

瑞穂はVバック水着で現れた。瑞穂も有紀と同じく腹が膨らんでいた。
皆、ほとんど布地のない水着を来て、健一にセックスしてもらおうとアピールしている。女達は皆、股間から淫水を垂らし、健一の前で一列に並んでいる。
「おいで、初美」
「はい・・・・」
初美は健一の前で跪き、パンツからチ◯ポを取り出した。
うっとりと見つめ、健一に頭を撫でられると口を開けてチ◯ポをくわえこんだ。
「子供の相手ばかりさせてごめんな。その代わり、今日は孕ませてあげる」
その言葉だけで初美は達して身を震わせる。
初美達は教員免許受ける為に勉強中であったが、今年ならタイミング的に妊娠できるチャンスだった。
それもあってのご褒美である。

「もう一人、孕ませて欲しい者がいるわ」
「だれだい、それは？」

天音が健一に寄り添いながらそう言い健一が返すと、一旦出て行った瑞穂がまた帰ってくる。
彼女は全裸で首輪だけの夫、優也をリードを引きながら連れてきたのだ。
　
「我が夫と愛ちゃんの種付けをお許しください」

瑞穂の言葉に当事者の優也と愛は驚く。
健一も驚くが、あの浩次の一件から何となく感ずるものがあった。

「愛ちゃんと優也くんは相思相愛だったの」
「そう言う事だったのか・・・」

二人が結ばれなかったのは互いに加害者の家系だった為。
二人は償う道を選んだ訳だ。
男衆は村の女達の性処理に貸し出されるが、優也と愛は一度もセックスしていない。
互いに避けてるのは、まさにそのせいだろう。

健一は少し考える。
天音の顔を少し見て答えを出す。

「命令だ、愛と優也は俺の前で種付けしろ」

驚き戸惑う優也と愛。
村の女達はみんな祝福モードだった。

「で、ですが・・・」
「命令だ、やれ」

自分の立場に戸惑う優也に健一はそう言い、愛には美代子が背中を押す。
すると優也と愛は見つめ合い、そして激しくキスをする。

「好きっ！、大好きっ！、優也さんっ！！」
「愛っ！、好きだっ！、好きだっ！！」

二人が絡み合うのを見ながら、女達は祝福し涙ぐむ者もいた。
健一は涙ぐむ瑞穂に声をかける。

「いいのか？」
「はい、夫には幸せになって欲しいんです」

彼女は膨らんだお腹を撫でる。
そこには優也の子がいるのだ。
瑞穂と優也を離婚させて愛と結婚させるのは恐らく誰も望んでない。
だが、結婚だけが全てではない。
愛と優也がわだかまりなく村で過ごし、共に健一の奴隷であればいいとの判断なのだろう。